もう、遅いんだよ。【歌い手】

ZERO ページ6

葉月side





昔から、私よりも人気のある人が憎かった。





その人は私には何もしてないのに無性に腹立たしかった。





中学生時代、残酷な虐めに主犯格が人気者でとてもうつくしかった人だった。それから、私は私よりも美しく人気者の人が酷く嫌いになっていった。





高校生になって、初めて友達というものが出来た。今の“フォレット”こと“裕太”が大切な人。





私のその悩みを聞いてくれると、分かってくれた。裕太も中学生の時に私と同じ醜い虐めあっていたそうだ。私達は共通点が幾つがありそのうちの歌い手に興味があった。





私と裕太はまふまふさんという存在に何回も救われていつの間にか、ちんたら彷徨いているAliceという女が私の中で邪魔な存在になっていた。





裕太にも事情を話して、その女を排除することに私はした。私よりも、輝いて人気なのは許せない。





過去の自分みたいにしてやる。





それには、他の歌い手達にも協力してもらわなくちゃ♪




まふまふさんは私のものよ。








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