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5話 ページ6

空「おいしかった。Aー、寝るよー。」

名前を呼ばれたのでお兄ちゃんのところまで

歩いていく。

空「楠雄も、妹の隣で寝てみたら?」

と提案する兄。

私はお兄ちゃんが隣にいればそれでいいんだけど…

楠『こんなこと滅多に無いからな。』

そう言い、二人とも私の近くまで来る。

空「昔はよく泣いてなかった?

僕以外の人が隣に来ると涙をためて泣き出すもんだから、

ママでさえ冷華には近づかなかったよね、」

そうだったかな…?

と思い振り返ってはみるものの、そんなことは

ちっとも覚えていない。

楠『そんなこそもあったな、』

空「冷華も成長してるってことだよ。」

また頭を撫でられ、

寝ようか。

と一言いわれる。

楠『あぁ。おやすみ。A。』

空「おやすみ。」

貴『おやすみ。お兄ちゃん達。』

私も一言そう言い、目を閉じた。

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作者名:採奈 栗 | 作成日時:2019年1月15日 0時

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