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【侵入者】







その日は高専にいた。
星漿体を護衛し、無事に天元様の元へ届ける五条達を信じて待っていた。



家入
「五条達おっそいなぁ。」



A
「タバコせめて外で吸ってくれ…。」



先生がいないからと言って教室内でタバコを吸う硝子にため息をついた。

煙いから窓開けて換気しよ。
そう思って椅子から立ち上がった瞬間。

突然、高専内にアラームが鳴り響いた。



家入
「うるっさ…、また夏油か?」



五条と夏油が喧嘩する時に呪霊を出してアラームが鳴ることが今までちょくちょくあった。
先生によく怒られてたな。

でも、おかしい。
夏油と五条は今任務で高専内にいる。
アイツらが任務中にガチ喧嘩する訳ない。

急いで窓に駆け寄り開けて外を見ると、少し遠くの空に真っ黒な物体が見えた。



A
「…何だ、アレ。」



家入
「A?どうした?」



A
「硝子、このアラームは夏油じゃない。」
「侵入者だ。」



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作者名:mito | 作成日時:2022年1月27日 2時

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