１７回目の。 ページ17
貴女｢え、研磨インターホン鳴らさなくていいの？｣
当たり前のようにドアノブに手をかける研磨
孤爪｢うん、多分クロ1人だし、鍵も開いてる｣
ｶﾞﾁｬ
ドアが音を立てる
孤爪｢おじゃまします｣
貴女｢お、おじゃまします｣
それからも研磨はスタスタと足を進めて
2階へあがる
ｺﾝｺﾝ
研磨が一つの部屋の前で止まりノックをする
あぁここが黒尾の部屋なんだ
孤爪｢クロ、はいるよ｣
声はかけるものの相手の返事など気にしないというような感じで部屋に足を踏み入れる
貴女｢、研磨って凄いね｣
孤爪｢どこが｣
部屋に入るとベットに横たわっている黒尾
孤爪｢........寝てるね
じゃ俺帰るから
クロとしっかり話すといいよ｣
貴女｢え、研磨帰るの？！
それに黒尾寝てるし、、、｣
孤爪｢...起きるよ
じゃあね。｣
貴女｢え｣
研磨は私に疑問だけを残していった
え、ていうかまって
研磨部室の前にいたんだよね、、、？
貴女｢聞かれちゃたかな、｣
あんなに寂しいだとかいって
しかもいつも黒尾呼びなのに鉄朗とかいっちゃってさ、、
貴女｢........そんなとこ聞かれたら
まるで私が誰かさんを好きみたいになるじゃん｣
ベットに視線を向ける
そしてそっと近づいて
おでこに触れてみる
貴女｢なんだ、熱はないんだ｣
少しほっとした
貴女｢じゃあ明日は来れるよね、
........寂しい部室はやだからね
てつろーくん｣
帰ろう、そう思いドアに足を向ける
するとグイッと後ろに手を引かれ
振り返ると
顔を真っ赤にした黒尾
貴女｢え、やっぱ熱あったのかな
どどど、どうしよ、、｣
一人で焦ってると
ｸｸｯと笑う声が聞こえる
黒尾｢ったく、熱じゃねーよ
....お前が可愛いことばっかするからだろ？｣
可愛いという言葉と黒尾の笑顔
ﾄﾞｸﾝｯ
胸が、高鳴った
貴女｢く、くろお、｣
黒尾｢鉄朗。｣
貴女｢え？｣
黒尾｢俺さ嫉妬してた
1、2年はみんな下の名前なのに3年はみんな名字。
でもまぁ、みんながみんな下だと特別感もねぇし
3年は俺だけ鉄朗ってよんでくんね？｣
ﾄﾞｸﾝｯ
貴女｢うん｣
心臓がうるさい
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黒瀬将哲 - 読ませていただきました。ありがとうございます。すごく素敵で、綺麗で、透き通ているようなストーリ、ほんとに大好きです。実は、全部、噂のせいだから。を読みまして、あなたのファンになりました！！本当に大好きです。ありがとう (2021年12月29日 21時) (
レス) id: 66e180f351 (このIDを非表示/違反報告)
ぴえーろ(プロフ) - キリカさん» お褒めの言葉ありがとうございます！文才の方はまだまだです(^^;これからも引き続きよろしくお願いします。 (2016年8月28日 17時) (レス) id: 3c4e5dba3c (このIDを非表示/違反報告)
キリカ(プロフ) - 最高のですね！純情ストーリー大好きです！黒尾さんと夢主ちゃんがいい感じの距離感で会話とかも本当に本人が言ってるみたいに想像できます！文才ありありで羨ましいです！ (2016年8月27日 13時) (レス) id: 14d493ab93 (このIDを非表示/違反報告)
ぴえーろ(プロフ) - ﾌﾞﾙｰﾊﾜｲさん» そんなそんな、私にはどれも勿体ないお言葉です。更新途切れ途切れになって本当にすみません。これから頑張ります！ありがとうございました！ (2016年8月10日 16時) (レス) id: 18dc47a93f (このIDを非表示/違反報告)
ﾌﾞﾙｰﾊﾜｲ - 凄く綺麗で素敵なお話ですね｡心が洗われました…!こういう高校生らしい主人公ちゃんも黒尾さんも大好きです｡もう…ﾂﾎﾞです!読ませて頂いて､このお話が大好きになりました!!更新の程､たのしみにしています♪♪ (2016年8月7日 4時) (携帯から) (レス) id: 8be62218de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴえーろ x他1人 | 作成日時：2016年6月12日 0時
