#17. ページ17
『どうしてくれんねん、明日のカレー予定が狂ったやんけ』
「買い出し行けば？」
『ショッピ居らんと外出たらアカンて。』
「え、ショッピくんどうしたん…」
『ああいう性格なんやろ、知らんけど』
結局、明日のカレー用としてとっておいた鶏肉も解凍し揚げてしまった。
この2人も食べるなら絶対1パックじゃ足りひん
米も1合で良かったが、4人となると…、と4合炊いた。
余ったら誰か食うか持って帰らせよう。
「居候なん？」
『せやで』
「条件とかないん？家賃は払えーとか」
『そんなん無い、
けど外出る時はショッピが居る時だけ、働かへんでええから家事はして、部屋には入らんといて、友人が来ても警戒して、
そんでこの首輪は風呂以外付けとけって。』
唐揚げにラップをかけ、パキパキと指を鳴らしながらソファに座った
晩飯は山のような唐揚げ、あれだけで満足するだろう。
「…ショッピくんキャラ変…？」
「多分それ軟禁やで…」
『ンなわけないやろ、ショッピは一応俺を大事にしてくれてんねん』
「そうだろうけど、度が過ぎて軟禁状態、次からその更に上行くかもやで」
鬱先生にそんな事を言われ考えたが、軟禁要素はどこにもない。
あれやろ、住まわしてもらってるのが羨ましいだけやろ
ソファに横になり、天井を眺めながら更に考えるが、ただ心配して言ってくれているだけ
どこも軟禁じゃないし、心配性なだけ。
「晩飯の時にでも聞いてみるかなぁ」
『別に聞かんでもええのに』
「知り合いが犯罪者になるんは嫌やんか」
そんな事を話しながら、いつの間にか時間もすぎていた。
部屋の電気をつけ無ければ暗く、見えない程空は真っ暗になっている。今日は新月なのか月が居ない。
そんなことを考えていると、玄関の扉が開いた
いつもより2足多い靴を見て、目を丸くし急いでリビングに来たのが見える
「っな、んでいるんすか、」
「ゴリ押ししたら入れてくれてん」
『入れてもうた』
「依兎瀬くん暇そうやったで」
『暇ちゃうかったし』
鬱先生にそう言い、俺はショッピの方を向き直す。
アカン。完全に怒っとる
「…約束とちゃうやん？」
『…せやね、うん』
「2人が帰ったら覚えててな」
コソコソと脅され、俺は小さくなってしまう。
ショッピは2人の方に行くと早く帰ってほしそうになにか説得をし始めた
『2人分の唐揚げ作ってもうた』
「作ってくれたから勿体ないやん、一緒食べようや〜」
「図々し…」
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chara＊doll＿サブ(プロフ) - 宮さんのw.r.w.r.d.の作品が大好きです…💓 完結おめでとうございます！これからも応援してます！またいつか宮さんのd!の作品が見たいです…！✨🍀 (2021年11月12日 16時) (
レス) @page41 id: 8350102349 (このIDを非表示/違反報告)
Ok - ガチ泣きしてしまった (2021年11月8日 0時) (レス) @page38 id: f38258070c (このIDを非表示/違反報告)
つむ - 初めてですが、とってもおもしろかったですー。お身体に気をつけて、更新頑張ってください！ (2021年10月14日 14時) (レス) id: c4476d5627 (このIDを非表示/違反報告)
はくまい(プロフ) - 何某さんのd小説待ちわびてました〜！！！今回も凄い面白いです、ありがとうございます😭😭😭 (2021年10月13日 18時) (レス) @page5 id: 5573920f77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宮 x他1人 | 作成日時：2021年10月13日 18時
