HIGH&LOW 〜復讐の達磨一家 ・ 日向の異色の右腕 〜

達磨16 ページ16

「……おい、人数集めとけ。コブラとヤマトにも伝えろ」


あ「!」



コブラとヤマト…??

……元MUGEN!!日向の復讐の相手!!!

それじゃあ、この人たちってもしかして………。



あ「ちょっと待って!!」


「なんや!?こっちは緊急事態やねん!!」


あ「コブラとヤマトって元MUGENの人だよね?」


「そうだけど!」


あ「じゃあ、あなた達って山王連合会のメンバー……??」


「せや」



この人たちが山王連合会………。



「お前見たことねぇの!?山王にいる人だったら皆一度は見てるぜ?」


「……お前、どこの島のもんや?」



ITOKANにいる全員が疑いの目を向けた。

……情報不足。

山王について聞いてくればよかった……。



あ「……私は、A。達磨一家よ」



ごめん右京……。

後々バレることなんだけど、言っちゃった……。



「……嘘やろ。お前が、あの

″日向の異色の右腕・A″

なんか……?」


あ「あ、そんな風に言われてるんだ」


「マジかよ……!!」



……やっぱこんな空気なるよね。

いきなりグループの違う人が現れて、

そしてそのグループを潰そうとしてるんだもん。

そりゃそうだよね………。



あ「とりあえず、場所移動しようよ。

ここで喧嘩するのは止めといたほうがいいでしょ?」



ここ、カウンターとか椅子とか修理した後がある。

てことは、前にここを荒らされたってことだよね。

それに、綺麗な店員さんがすごく不安そうな目で、

荒らされたくないって思ってる。



「当たり前や」


あ「じゃ、また後でね……^^」


「………行きましょう」



あーあ、もうここには来れないな……。

せっかく、美味しいご飯屋さん見つけたのに。

でも、日向の目的を果たすためだしね。

少しでも人数減らしとこうっと♪

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