涙を炎に

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鋼「黒っ！なんだよお！赤い刀が見えるかと思ったのにい
いい！」



炭治郎は鋼鐵塚さんに締め上げられている


.....．理不尽






鉄穴森さんは私の刀をじいっと見て




鉄「....うん。とても綺麗な刀ですね。濃い藍色がまたいい。」




と優しい声で話してくれた









その後、プンスカ怒る鋼鐵塚さんを鉄穴森さんが引き摺るような形で帰っていった






炭「なんだか、変わった人たちだったな....」



　「うん....」






そう言って家の中に入ろうとした時、二羽の鴉が飛んできた





その１羽は私にあてがわれた鎹鴉だ







鴉「任務！任務！竈門炭治郎！南へイケ！」



鴉「任務ダー！AA！西へイキ、水柱 冨岡義勇ト合流セヨ！」





私達は顔を見合わせる





家の中に戻り、慌てて隊服に着替え、頂いた刀を腰につける




炭治郎は市松模様の羽織を着た


私は羽織を持ってないので隊服のみで行こうとした時




鱗「.....A」





鱗滝さんから、白地に下のほうが淡く水色になっている羽織を渡される





鱗「使いなさい」




　「っありがとうございます！」




その羽織は私の背丈に合っていて



家から着物1つ持って来れなかった私に鱗滝さんが用意してくれたのかと思ったらまた泣きそうになった






炭・A「行ってまいります！」







炭「A、また必ず会おうな！」




　「うん。炭治郎と禰豆子ちゃんも、気をつけて」



炭「Aも！」









私達はそれぞれの方向へ走り出した

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