10 ページ10
西へ走る
呼吸を意識しながら走ると肺が苦しいけど速く長く走れるようになった
町に差し掛かる所に見覚えのある羽織が目に入りホッとする
「冨岡さん!」
冨岡さんは私の方を振り返る
冨「...A。最終選別は突破したのだな」
「お久しぶりです。はい!なんとか!」
冨「...そうか。今日は俺ともうひとり、柱が参加する」
柱は、鬼殺隊のなかでも精鋭部隊だ
その柱が二人も...
「.....私、初任務なのですが、務まるのでしょうか」
不安を顔に出すとポン、と頭に手が置かれる
冨「今回は数が多いらしい。ただ、ほとんどが十二鬼月程の力はないという。...俺とAだけで行くつもりだったのだが、この付近の見廻りを担当している者が確認も兼ねて参加したいそうだ」
冨岡さんは普段無口だ
ここまで話したのは初めて。私を気遣ってのものだろう
冨「そいつとは本日向かう場所で待ち合わせることになっている。.....行くぞ」
走り出した冨岡さんに必死でついて行く
「は、早....ひえええ」
冨「. . . . 大丈夫か」
「うぅ.....はい....,」
付いていくのがやっとの私は到着した頃には息も切れ、呼吸も意識できていなかった
279人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
riry(プロフ) - 滴さん» こんにちは。ご指摘ありがとうございます!こちらが気づいて修正しなければならない所、教えて頂きありがとうございます。滴さんのご指摘、全て正しいです。申し訳ないやらありがたいやら恥ずかしいやら...です。 (2021年11月8日 11時) (レス) id: 5c6d616fa5 (このIDを非表示/違反報告)
riry(プロフ) - あっつぁんさん» コメントありがとうございます!初作品の為緊張しているのですが、とても嬉しいです!これからも読んで頂けたら嬉しいです!よろしくお願い致します! (2021年11月8日 11時) (レス) id: 5c6d616fa5 (このIDを非表示/違反報告)
滴 - 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 28のここの部分 なんの事だろうと思っていると中からしのぶ様が洗われた これ正しくはしのぶ様が現れたではないんでしょうか? (2021年11月5日 1時) (レス) @page28 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
滴 - 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 同じく27のここの台詞 胡「なるほど...。○○←ナマさんが負傷した、血を流してから鬼の動きが鈍くなったと...」 これ正しくは負傷し、ではないんでしょうか? (2021年11月5日 1時) (レス) @page27 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
滴 - 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 27のここの部分 昨夜の文には、傷を見てほしいことと、鬼に言われた”マレチ"というものが何か教えてほしい"と書かせて頂いだ これ正しくは書かせて頂いたではないんでしょうか? (2021年11月5日 1時) (レス) @page27 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:riry | 作成日時:2021年10月13日 0時