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第三話 ページ3
目を覚ました時計の針が鳴り響くベッドの上
「?今何時? の前にここどこ!?」
見知らぬ場所にいました。
見知らぬ場所って何回目?
あ、二回目か。
「…」
ふと近くにあった鏡を見ると姿が変わっていた。
あの神様(仮)が言ってたのはピスティちゃん成り代わりだったんだぁ
でもここはシンドリア王国じゃないし…
「うへぇ… 小鳥さん達に聞くしかないよね!」
私は近くにいた小鳥さん達にここはどこなのかを尋ねた。
【ここは沢田綱吉っていうダメダメ人間(笑)の家だよ】
【君が倒れているのを彼が見付けて連れて来たんだ】
「…誘拐にはならないのかなぁ?」
【なるかも知れないね(笑)】
「まぁ、うん
ありがとう、小鳥さん達
状況はだいたい理解出来たよ」
要するにここはシンドリア王国じゃない別の世界
…… トリップだっけ?
いや、トリップの本当の意味は“麻薬などで見せられた幻覚・短期間旅行”だったはず
じゃあどうなってるの!?
「うーん…」
困ったなぁ…
?「起きたんだね!」
「…?」
彼は確か…沢田綱吉くん、だよね?
?「俺は沢田綱吉。君が家の前で倒れていたから驚いたよ」
「…私はピスティよっ
助けてくれて、ありがとう!」
私は偽名を使うことにした。
本名はあまり好きじゃないし…
何より他人に本名を教えるのは、何か嫌だった。
我が儘かなぁ?
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作者名：未宇 | 作成日時：2014年2月19日 2時
