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第二話 ページ2
‐???にて‐
気付けばそこは暗闇で
でも恐怖なんて感じなくて…
なんだろう…?
この感覚は…
『貴方は選ばれたのですよ。神薙 聖華』
突然 名前を呼ばれ私は驚く
全く聞き覚えのない声だった
「…誰、なの…?」
『取り敢えず、神だと思って下さい。
神薙 聖華。貴方は新しい人生を歩みたいですか?
歩みたいのなら赤色の扉へ
このまま消滅したいのなら青色の扉へ
選ぶ権利は貴方にあります』
私はいったいどうしたいのかなぁ?
自分でも良くわからない
でも…
まだ生きたいから
「まだ生きたいんです!」
私は赤色の扉を選んだ。
『わかりました。
大切なことは全て貴方の頭の中にインプットしておきます』
普通…大切なことは一番最初に言うべき、では…?
なんてそんな考えは神(仮)には通じないみたい
「うわ…うわあぁぁぁ!」
私は扉の中に吸い込まれた
「(迷宮(ﾀﾞﾝｼﾞｮﾝ)の入り口にいる感覚ってこんな感じなのかなぁ?)」
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作者名：未宇 | 作成日時：2014年2月19日 2時
