プライドと尊厳 ページ36
「なので、さっきのお話は無かったことに」
「っ…!!なんで!!」
さっきのお話とはなんだろうか?
二人で何か会話をしたのか?
「私は…騎士として貴方を守ることは出来ませんっ!!!!」
……司くんのこんなデカイ声、初めて聞いたかもしれない。
半ばヤケクソの様な気もする。だって司くんの目には涙が溜まってるから。
藤堂は走り去って行った。
司くんはというと、ゴシゴシと服の袖で涙を拭いた。
『だいじょうぶ…??』
「ううっ…!!私はKnights失格です!!あんな演技も嘘も見抜けなかったなんて!!A先輩ごめんなさいっ〜!!!!」
そう言って抱きついてくる司くん。
何この子………くそ可愛い!!!!
やばいよ…無理…この子は地上に舞い降りた天使だ……!
『あ、そうだ!!さっきのお話って何?』
まだ抱きついている司くんを頭を撫でて宥めながら気になったことについて聞いてみる。
「…あぁ…実はですね、」
夕食の後、司くんは藤堂に呼ばれたらしい。何の話だったかと言うと、「私を月永先輩と嵐ちゃんと一緒に守ってほしい」とのこと。
司くんの家は有名な財閥だし、そこらへんも見込んでいるんだろう。
それに、彼らは騎士。
自分を守らせるにはうってつけの存在だったと言うわけか。
「でも司はもう迷いませんからっ!!一生A先輩とあんずお姉さまについて行くと決めましたからっ!!」
『うひゃぁ〜!!ありがと〜!!大好き〜〜!!』
「あ、ちょっと気持ち悪いですね」
『おい』
何か前もこんなことあったよね!?
姫宮くんだっけ??こういう状況の中で気持ち悪いって言ったのは!!
と、二人で抱きついたままでいると。
「うわ…アンタら何してんるわけぇ?気持ち悪いんだけどぉ…」
『気持ち悪い言うな』
何様?俺様!泉様(語呂よすぎワロタ)に見つかってしまった!!
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推し尊い - コメント失礼します!面白いんだが!?藤堂(悪女)がウワァの後のギャグ!!まどマ●ギはだめっすよw面白い作品ありがとうございます!!!! (2023年1月8日 15時) (レス) @page16 id: cc7697f806 (このIDを非表示/違反報告)
kairi - 夕凪さん» 叫んでるんですねwwwコメントありがとうございます!更新頑張ります! (2018年12月3日 6時) (レス) id: fecee82523 (このIDを非表示/違反報告)
夕凪(プロフ) - 作者様は良い所で切るのが得意なんですね毎回「続く?なんでだよォオオオオ」と叫んでます←初コメが阿呆なのは許してください この作品前から読んでました!とっても好きです、これからも頑張って下さい!!! (2018年12月2日 21時) (レス) id: 68e7a05a67 (このIDを非表示/違反報告)
kairi - 月闇甘音さん» すみませんでした(スライディング土下座)明日には全て直します…!!訂正してくださりありがとうございます! (2018年11月3日 22時) (レス) id: fecee82523 (このIDを非表示/違反報告)
月闇甘音(プロフ) - Knightsのsが抜けてるところが... (2018年11月2日 22時) (レス) id: dd3e5f9509 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kairi | 作成日時:2018年5月20日 19時