黄昏時の先には……2[地縛少年花子くん] (ページ38)

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第１１の怪１６時の書庫其の一ページ38

葵「寧々ちゃんとコヨミちゃんはどう?」

八尋「わわ私は…」

コヨミ「私はそういうの…物語が好きです…」

そういうの興味深いありませんもの

八尋「私も他の人のが読んでみたいかな…」

葵「やっぱり!そうだよねっ好きな人のことは気になるもんね♥️」

好きな…人

葵「でも…もし"１６時の書庫"に行くなら、気をつけなきゃダメだよ」

八尋「…気をつける？」

コヨミ「何に?」

葵「書庫には白黒赤の三種類の本があってね、白い本には生きている人の記録が書いてあるの、黒い本はもう死んじゃった人の記録、その二つは大丈夫なんだけど…赤い本だけは絶対飲んじゃいけないんだって」

赤い本…

聞いたことはあるけど、読んだことはない

コヨミ「わ、私委員会がありますので」

コヨミはパタパタと走って行ってしまった

八尋「コヨミ…行っちゃった」

葵「委員会忙しいのかな…」

今の時間、１５:３０を差していたことなんて二人は知らない