黄昏時の先には……2[地縛少年花子くん] (ページ22)

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第７の怪ミサキ階段其の四ページ22

何故だかよく分からないけど

何か大きな鉄のものが落ちる音がした

コヨミ「白杖代…」

花子「はいご苦労」

その声は

ミサキ?「七番?どうしてここにｯ」

花子「こいつが教えてくれたのさ」

八尋「花子くん!!」

コヨミ「来てくれたんだ!!」

花子「やぁ」

駆けつけてくれた花子くんは少しボロボロでした

そして、体が傾いた

八尋「花子くん!?」

コヨミ「大丈夫ですか?」

寧々とコヨミは花子くんの方に走り出した

花子「死ぬかも…」

八尋「ええ!!」

コヨミ「花子くん!?」

ミサキ?「やぁだ随分しおらしいじゃない、さっき遊んであげたのがそんなに効いた?」

ミサキ?と人形達はケラケラと笑う

花子「ジョーダンだよ…でもさっすがに境界内で二番と戦うのはちょっと…やかなりキツいね」

八尋「どっどうすれば…」

コヨミ「二番さん強そうですし…」

花子「聞いて」

八尋「わ」

私達は花子くんの方へ引っ張られた

そして小さな声で話された

花子「依代さえ壊せばなんとでも出来る」

依代…

花子「何かなかった？恐らく二番にとって恐らく価値があるもの…大切なもののはずだ」

八尋「大切なもの…!」

ミサキにかみ切りばさみをもらいました

ハサミはほこらにだいじにいれておいてあげます。

まさか

ハサミ

八尋「それを壊せばいいのね？」

花子「札が貼ってあるそれを剥がすだけでいいよ二番は…俺がなんとかするから」

八尋「わわかった！」

ミサキ?「悪いけど」

ミサキ?「お話の時間はあげないわよ」

大きなハサミが私達を切ろうと迫っていた