442Hzの純情 (ページ3)

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彼とクイズ対決してみたページ3

【福良拳】

ピンポンピンポン、という音を聞いて貴女は安心したように息を吐き出します。
ちらりと彼を見ると丁度視線がかち合い、にこりと微笑まれました。
「Aちゃん凄いじゃん！」と褒められると悪い気はせず、貴女は「もっと褒めてくれてもいいんですよ？」と返します。
彼は少し考え込んだ後「また後でね、視線が痛い。」と苦笑しながら貴女の頭を軽く撫で言いました。
その言葉を不思議に思って周りを見た貴女は河村さんから視線を注がれている事に気付き顔を真っ赤にしてしまいます。
「イチャイチャするなら僕の居ない所でお願いしまーす」と言う言葉に貴女は「ごめんなさい…」と小さい声で返すのでした。

【山本祥彰】

はぁ、と深い溜息を吐き項垂れている貴女を彼は心配そうに見ています。
「手加減してくれたのに本当にごめんなさい、まさか1問も取れないなんて思ってなくて…」と呟いた貴女。
彼は「初めてなんてこんなものだよ。パターンを覚えれば取れる問題もあるし、これからちょっとずつ一緒にクイズの勉強しよ!」と貴女の頭を撫でながら励ましてくれました。
その言葉に「ありがとう、山本さん好き。」と返すと「僕もAちゃんの事好き！」と満面の笑顔で答える彼。
幾分か軽くなった気持ちで貴女も彼に笑い返すのでした。

【渡辺航平】

「結局同点だったね。」と笑う貴女に「本当にね～」と返した彼。
文系の問題は彼が、理系の問題は貴女が答え最終的には両者とも5点を獲得し対決は終了したのでした。
「理系専攻として理系の問題は落とせないしね、でも文系の問題取れなかったのは悔しい！」と貴女が言うと「それは僕も悔しい！」と言ってお互い様じゃん、とまた笑いあった2人。
「もっと色々勉強しなきゃ。今度世界史とか教えて？」と頼む貴女に彼は「それは良いんだけどさ、今のままでも2人揃ったら最強って事じゃん！僕はそれで良いと思うんだけどなぁ。」と返します。
「確かにそれも良いかもね。」と微笑む貴女に彼は「でしょ！」と得意そうに胸を張るのでした。