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６日目 ページ10
今日、ジェミニストームが私のチームと試合をする。
なのに。頭からバーンに言われた言葉が頭から離れない。
貴「すまないみんな！ここに集まってくれ！」
皆「「はい！」」
貴「今日の試合、マスターランクとして、負けられないんだ。」
ア「はい。分かっております。イア様に恥をかかせぬよう、全力を尽くします。」
アルファ。真面目だな。私よりもキャプテンに向いているのに。
貴「準備が整い次第、第3グラウンドへ集合だ！」
皆「「はい！」」
ウィーン
私が。もっとしっかりしなければ。ジェネシスになるために。
ゴン！
貴「あっ！すまない。ちょっとぼーっとしていて。」
ガ「おい。大丈夫か？イア。」
貴「ガゼル。......ああ。じゃあな。私は練習試合に行かねば。」
ガ「おい。バーンと付き合ってるって本当か？」
貴「！？なぜそれを？誰に......」
ガ「本人からだが？」
貴「えっ？バーンが？」
ガ「ん？本当なのか？」
貴「ガゼル。君に教える義務は私にはない。さらばだ。」
私は不器用だ。
ガゼル......いや、風介にうまく話せない。
まだ時間がかかるかな。
私は、足早にその場を去った。
〈つづく〉
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作者名：弥風 | 作成日時：2017年7月28日 9時
