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８日目 ページ12
−次の日−
朝から会議室......ちょっときついかな。
しかも私の部屋からって意外に遠いんじゃ.........！？
まぁいっか。走っていこ。
ハァハァハァ疲れる。
！グランだ。
いやいや。ここはキャラを保つために気づかないふりを。
グ「やぁ。イア。」
くっ。ばれてしまった。
貴「ああ。では私は先に。」
グ「待ってよ。一緒に行こ？」
貴「別にいいが。」
うーん。久しぶりだな。
私たちはそれから沈黙が続いた。
私はこのまま着けばいいと思っていた。そしたら......
グ「イア。俺さ、イアのことがずっと好きだったんだよね。」
貴「え？」
私は驚きすぎてその一文字しか言葉が出なかった。
グ「知ってるんだ。バーンのことが好きってこと。でも、俺も好きなんだ。」
貴「............」
グ「ごめん。でも、言えただけですっきりしたからいいよ。ありがとね。」
そんな寂しそうな顔しないでよ。
私に何かできることは.........
貴「待って！グラン！」
グ「？」
貴「返事なんだけど、やっぱりバーンのことが好き。でも、グランのこと、嫌いじゃない。」
グ「うん。ありがと。」
貴「ごめん。」
これでいいんだよね？
〈つづく〉
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作者名：弥風 | 作成日時：2017年7月28日 9時
