７日目 ページ11
あーあ！
疲れた！結局、10−0であっさり勝てちゃった。
ふわぁ。眠いな。サッカーだけやってるわけではない。
中学生になったのだから、しっかり勉強もしているのだ。
コンコン
誰だ？こんな時間に。
貴「はい？」
バ「俺だ。」
貴「バーン？入れ。」
ガチャ
貴「どうした？こんな時間に。」
バ「別に。練習に集中出来てないみてぇだったから。」
貴「そんなことはない。」
バ「そうか。それならいい。明日朝すぐ会議室集合だ。」
貴「うん。」
バ「じゃあな。ん」
chu
貴「///バーン？」
バ「しっかりな？」
貴「うん。バーンもな。」
バ「るっせ！」
バーンside
あーあ。勢いでキスしちまったよ。
俺だって男だ。あんな状況で我慢できるわけないだろ。
やっぱ、誰にもあの笑顔は渡したくねぇ。
俺だけのものに。
ガ「何をしていたんだ？」
でも。
ガ「ここはイチャイチャする、ホテルじゃないんだぞ。」
この世の中には
敵もいる。
バ「あ？別になんもしてねぇよ。てか、何しようが、俺の勝手だろ？」
ガ「は？何を言っているんだ。イアは......ものではない。人だ。」
バ「そんなカッカするなよガゼル。お前にも思い寄せてるやつ、たくさんいるからよ。」
ガ「そんなの、どうでもいい。」
バ「そっか。じゃあな。」
ガゼルはたまにいいこと言うよな。
イアはものじゃないか............
〈つづく〉
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作者名：弥風 | 作成日時：2017年7月28日 9時
