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教室に誰もいなくなったのを確認してから、安田君は近付いてきた。
いつものあの笑顔で。
「あのね、安田君」
安「ぉん、」
「…ずっと、貴方のことが好きでした」
安田君は目を大きく見開いて、優しく笑った。
安「“です”やないんやな。やって今は……」
安「あ、俺が言うんはアカンよな。大倉、教室におるで……行き」
「ありがとっ」
私が安田君に片想いしてた時
大倉も私に片想いしていたんだ。
私達の青春は片想いだって、信じてたから。
だけど、今日から。
「………大倉っ」
私達の青春は、片想いだけじゃなくなる。
fin.
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空てん - オレンジ寄り虹色さん» なんか…題名でオチが分かっちゃってるんですけどね汗 これからヤス君に活躍してもらいますよ(⊃`∀´)⊃ (2020年3月22日 17時) (レス) id: 4c799f114d (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ寄り虹色 - 大倉君が健気で萌えます!やすくんも期待させるようなことするし・・・。空てんさんの作品大好きです!これからも応援してます、頑張ってください( *´艸`) (2020年3月22日 11時) (レス) id: 83bceea410 (このIDを非表示/違反報告)
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