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とりあえず安田君の私服姿を拝む。
原色ばかりで奇抜、他の人が着たらダサくても安田君は着こなしていた。
安「Aちゃん、かわええ♪」
「安田君も似合ってるよ♪」
ほら
安田君はニコニコしてるしてるから、男子と話すのが得意じゃない私でも自然に話せるんだ。
「イチゴも良いし…ブリュレも捨てがたい……うーん、」
ここ、人気店なだけあってメニューが豊富なの
いやもう迷うわ。
自分に5個ぐらい胃があれば良いのに。
安「イチゴとブリュレで迷っとるん？」
「うん。どっちも美味しそう……」
安「あ、やったらブリュレにしたら？イチゴなら、僕の少しあげるし」
「いいのっ！？……でも悪いよ、」
安「なら、Aちゃんのブリュレ少しちょーだい？」
それなら、ということで私はブリュレを購入。
安「わ、表面パッリパリや〜♪」
さりげなく間接キスしちゃってるのに、気付いてないのかな…？
逆にそれって私のこと、全然意識してないってことだよね…
安「はい、イチゴ」
な、なんか…かぶりつくのに抵抗が。
安田君は意識してなくても私は意識しちゃうよね。
好きなんだから。
安「………どしたん？」
「あ、いや…間接キスだなぁ、って…」
やば、私 キモ
安「Aちゃんなら全然OKやで？笑」
照れてない。笑ってる。
安「もう、友達やん？」
安田君からすれば私なんて、ただの友達。
DMくれたのだって、ただ友達になりたかったから。
それ以上の関係になろうなんて1ミリも思ってないんだ。
「、うん、友達だもんねっ」
安田君から貰ったイチゴは、酸っぱかった。
それは、生クリームと食べたからなのか それとも………
安「付き合ってくれて、ありがとなぁ」
「こちらこそありがと。楽しかった！」
安「あ、大倉や」
呟いた安田君の言葉に反応してしまった。
安田君の視線の先を辿ってみれば、女子と並んでる大倉の姿が。
あれ、モヤッとする。
安「彼女出来たんやったら教えて、ゆうたんに…」
あの子が、大倉の“彼女” ？
え、大倉の好きな人は私じゃないの？
…大倉に好かれていたい。
安田君に好かれていたい。
こんなの、きっと 贅沢すぎる。
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空てん - オレンジ寄り虹色さん» なんか…題名でオチが分かっちゃってるんですけどね汗 これからヤス君に活躍してもらいますよ(⊃`∀´)⊃ (2020年3月22日 17時) (
レス) id: 4c799f114d (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ寄り虹色 - 大倉君が健気で萌えます！やすくんも期待させるようなことするし・・・。空てんさんの作品大好きです！これからも応援してます、頑張ってください( *´艸｀) (2020年3月22日 11時) (レス) id: 83bceea410 (このIDを非表示/違反報告)
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