恋涙 27 ページ27
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とりあえず、ゴハン食べよ！という事で、思い思いのメニューを頼み、食事を楽しんだ。
姫子は笑顔も素敵だし、
ソフトな関西弁で、明るくてトークも面白い。
それでいて、言葉遣いや振る舞いはしっかりと女性らしさを感じるもので、
そんな所も好みだ。
そして、相手を大きな愛情で包み込み、思いやる事のできる、素晴らしい性格の持ち主だと思う。
でも。
それだけだ。
廉を目の前にしたときの、
心の底を鷲掴みにされるような、
狂おしい程の熱い気持ちは湧いて来ない。
こうして姫子と時間を共にして、
改めて決心がついた。
食事も終わり、
テーブルにはドリンクのみが残される。
美味しかったね、と余韻に浸っている姫子を正面からしっかりと見据えて、切り出す。
「姫子。今日は、大事な話があるんだ」
「・・・大事な、話？」
「他に、好きな奴が出来た。
俺と、別れて欲しい」
「ーーー・・・！」
膝に手をつき、
テーブル越しに頭を下げる。
姫子に何か落ち度がある訳ではなく、
完全に自分のせいなので、
申し訳なさが半端ない。
どれだけ罵倒されても耐えよう、と
覚悟して、頭を下げ続けていると。
ふぅ・・・と、深いため息と、
やっぱりね、という呟きが聞こえて、顔を上げる。
そこにはーーー
諦めに似たような表情を浮かべながら、少しだけ微笑んでいる姫子がいた。
「姫子・・？」
「うん、わかった。別れよ」
「・・・急にこんな事言われて、俺を責めないのか？」
あまりにスムーズな展開に、
逆に何かあるのかと勘ぐってしまう。
「うーん・・急でもないよ？
結構前からずっと、
いつ言われるんかなって、思ってた」
「え・・・？」
「だって紫耀くん、廉くんのこと、好きなんでしょ？」
「ーーーー？！！ な、何で・・？！」
まさかの言葉と、
さらに急に廉の名前が出てきて
たじろぐ。
「何でって、
私からしたらバレバレやったよ？
私と会ってても廉くんの話ばっかりするし。
結婚式で会った時も、
ずっと廉くんの事気にしとったし」
「そ、そんな・・・」
「そもそも私と付き合ってくれたんやって、私がちょっとだけ廉くんに似てるからだよね？」
「姫子と、廉が、似てる・・？」
言われて初めて、
姫子と廉の顔を並べて思い浮かべる。
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ありす(プロフ) - 鉄板ですね！妄想のお話は朝からマンションで待ち伏せしていた真紅さんと一緒にいくことになった漆黒さん(笑)真紅さんは気持ちをおさえきれず壁ドンをしてしまう内容でした(笑) (2018年12月1日 13時) (
レス) id: 5fbe968aa4 (このIDを非表示/違反報告)
まつはま(プロフ) - ありすさん» 妄想一緒なの面白いですね(^^)やっぱり壁ドンは鉄板ですよね！移行後も宜しくお願いしますっ(^^)いつもありがとうございます！！ (2018年12月1日 9時) (レス) id: 7f2fd8b40d (このIDを非表示/違反報告)
まつはま(プロフ) - あいさん» わざわざご報告して下さり、ありがとうございます(^^) (2018年12月1日 9時) (レス) id: 7f2fd8b40d (このIDを非表示/違反報告)
ありす(プロフ) - 最新話読ませていだきました。46話の内容が半分私の中の妄想と一緒でびっくりしました！私のは楽屋の外で壁ドンでしたが(笑)海人くんぬバレてしまいましたね、でも全然平気な感じがまたすごいです！次は移行ですね。楽しみに更新待ってます！がんばって下さい！ (2018年11月30日 15時) (レス) id: 5fbe968aa4 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - すいませんっ！！間違えて、違反通知のところ押しちゃって…気分をが得すようなことをしてしまいほんとすいません (2018年11月28日 23時) (レス) id: 20d8e8453e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まつはま
| 作成日時：2018年11月2日 12時
