首の痛みにはワケがある 5 ページ5
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もう一度顔を近づけて、額や瞼にキスを落としーーー耳をカプリと咥える。
「ひっ・・！！///」
そのまま、耳たぶを唇で挟んで舌でペロペロと転がす。
「あっ・・・んんっ」
廉の体が強張って、腕を突っぱねて抵抗をしようとしてきたが、
逆にガッシリと抱き込んでその抵抗を封じてやった。
片手は腰に、もう片手は後頭部に回して顔を固定して、さらに執拗に耳を舐め上げる。
「ぁんっ・・や、め・・っ・・」
手を口に当てて声を抑えながらも悶える姿がたまらなく愛しくて、
今度は首筋に舌を這わせた。
「んんっ・・！」
シャツの首元をはだけ、
鎖骨の窪みにキスを落とす。
舌の動きに合わせて、ビク、ビク、と体を跳ねさせて感じている様子を目の当たりにして、だんだん自分の中心に熱が集まってくるのを感じた。
夢中でさらにシャツのボタンを外し、舌を滑らせてそのまま鎖骨から下へと唇をずらす。
胸の中心に色づく小さな飾りを口に含んだ所でーーー
「あぁんっ・・
・・イ、イタっ！！！！」
グキっ！！と音がしたと同時に、
ものすごい勢いで体を突っぱねられる。
さすがの俺も驚いて、体を少し離すとーーー。
廉は首筋を抑えて顔を苦しそうに歪め、項垂れていた。
「ど、どうした？！」
「イタタタタ・・・」
「大丈夫か？」
「く、首・・・」
「？」
「ひねった・・・イタイ・・・」
「・・・えーーー！！！」
・・・何と、俺の愛 撫 に感じてビクっとなって顔を横に背けようとしたら、首をひねったらしい・・・。
「・・そんなの聞いたことねーよ！ムード無さすぎかよ！！」
「し、しゃあないやん！
朝からちょっと寝違え気味で、
首の様子おかしいなと思ってたところで、こんな事してくるお前が悪い！」
真っ赤になりながらも首を抑えて反論してくる姿が何とも間抜けだ。
色気のカケラもない展開に完全に萎えたが、
こんなのも俺たちらしいとかと思うと逆に可愛く見えてきた。
「お前なぁ・・。
そんな色気のねー姿見ても愛しいと思うのなんて、俺くらいだぞ？」
「ーーーなっ///
イ、イタタタタ・・・」
「あははは！！」
また痛がっている廉の姿が面白すぎて爆笑していると、
遠くの方からから撮影再開の号令が聞こえてきた。
慌てて服を整えてトイレから出てみんなと合流。
何事も無かったかのように、私服風の衣装に着替えて撮影に臨んだ。
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まつはま(プロフ) - ゆうかさん» ゆうかさん、コメントありがとうございます！いつも楽しみにして下さっているなんて、凄く嬉しいです。次回作も楽しみにしていただいているとのお言葉、励みになります！頑張ります！これからも楽しんでいただけると幸いです。本当にありがとうございました(^^) (2018年10月29日 20時) (
レス) id: 7f2fd8b40d (このIDを非表示/違反報告)
ゆうか(プロフ) - まつはまさんの小説いつも更新を楽しみにして読んでいます。次の切ない系長編すごく楽しみです。これからも更新頑張ってください。 (2018年10月29日 14時) (レス) id: ac43bbd112 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まつはま
| 作成日時：2018年10月26日 10時
