かくしごと ーKEIー

ｓｅｃｒｅｔ１ ページ1

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4月下旬





新入生も少しずつ学校に慣れて来た頃、


１時限目に授業がなかった俺は授業の準備をするために理科準備室に向かっていた







　あれっ？






図書室の灯りがついてる……




気になって足を踏み入れた







白いニットにベージュのタイトスカートの完全私服の女の子が本棚に向かっていた




　背も低いから生徒…？







授業中なのになんで図書室にいるんだよ、、しかも私服で………



　ここは注意した方がいいよね…








『おい、そこで何してる！！』







　ピクッと肩が弾み

恐る恐るこちらに振りかえる







・






真っ白い肌に、大きな瞳、血色のいい頬、可愛らしい丸い顔




　恐る恐るこちらの様子をうかがう上目づかい





　 すべてに心惹かれてしまった









『あっ、、、』






注意しに来たのに動揺して次の言葉が出てこない…








「なんでしょう……」






『授業中なのになんで図書室にいるんですか、



あなた何組ですか？ ちゃんと授業うけなきゃダメでしょ…』








勢いで言って満足していると、





衝撃な言葉が浴びせられた








「私、生徒じゃありません……」




『んぅ！？ 不法侵入？？』







目をぎゅっと瞑って必死に首を振る







「違います、、




今日から△□高校に配属されました学校司書の月島Aです


　 自己紹介遅れてすみません…」








名刺を渡されたが、

驚きと反省で何も言葉をかけることができずにいた

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