灰谷蘭�� ページ42
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絶好の機会を得た様に、先ほどの竜胆とはころっと変わって話に食いつき彼女へと年齢を問うた
「Aっていくつよ」
竜胆の問いに彼女はジト目でオレたちを見つめてからそっぽを向いた
「…確実に君たち2人より年上って知ってるよね
年齢バラしたらなーーーんかバカにされそうだから詳細は言わない！」
「十分バカにしてやるから言えよ」
「蘭って絶対モテないよね」
「兄貴は遊び人代表よ」
「褒めんなって」
「パーティにあんまり組みたく無い職業だよ
なんもしてくれない時多いし
竜胆くんはなんか物腰といい、武闘家だ…硬派な感じする」
「はー？じゃあオレ必要不可欠な剣士
遊び人から転職待ったなしなー」
「Aはやっぱ賢者似合うと思う」
「竜胆、Aに夢見過ぎ
パラディンだろ、打たれるの専門」
「誰がドMだ！私魔法使いが良い！」
「「あんま使えねー」」
「脳筋共にはまだ早いのよ、出直して来な
あ、お風呂沸いた」
脳筋発言に少し腹が立ち、素振りの真似をするとひぃ、なんて情けない声を出して身構える彼女を見下ろした
「力こそ全てなんだよ」
オレの発言にすかさず竜胆は
「ゴールドねぇと何も買えねえけど」
なんてボソッと言い放った
「蘭は盗賊だね
血塗れの制服は最後に湯船沈めるから籠入れてはよ風呂行っておいで…」
「村長の仰せのままにー」
「宿屋だろ」
「わー嬉しく無いのにしっくりくるー」
竜胆の言う宿屋がピッタリ過ぎて、それ以上何も言えず彼女の言葉を背に2人で風呂場へと向かった
「兄ちゃんもなんだかんだ楽しんでんじゃん」
交代で湯船に浸かる竜胆は、不意にそんな事を言った
オレが笑ったような、茶化す笑みを浮かべて
「なんだろうなー…普通に世話してくれるダチって感じ？
いや、やっぱ姉ちゃん？ガキみてぇだけど」
「ふぅ〜ん」
何故か嬉しそうな目で見てから上機嫌で湯船から上がり、オレと交代した
「竜胆はなに、どうしたい？
オレは普通になんでもしてくれる家政婦にしたい」
「兄ちゃんの次元じゃあオレの考えなんて通じそうにねぇよ」
「ははっ、かもなー
でもアイツが満足する給料さえ支払う約束したら食いつきそうじゃない？」
「あーー…確かに」
「オレらならもう手ぇ汚さずにゴールド集めも余裕だし」
「…A次第だろ」
あくまでも彼女の意思を尊重する竜胆に、正直オレは理解ができなかった
オレがしたいようにする
ただそれだけだった。
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みんじろう(プロフ) - ドンさん» コメントありがとうございます！絵が下手なので描く事はできませんすみません｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡夢主のイメージはご自分を二次元化して頂けたら嬉しいです！勿論夢主のイメージ絵も描いてくださる方がいらっしゃったらそれはそれで嬉しいです！(他力本願) (2021年11月2日 12時) (
レス) id: b551299472 (このIDを非表示/違反報告)
ドン - 夢主人公のイメージイラストが見てみたいです！ (2021年10月25日 20時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんじろう | 作成日時：2021年10月14日 23時
