松野千冬�� ページ18
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「圭介くん捨て猫でも拾ってきたの？」
「あ？」
「ひっ、不良じゃん！もう不良はお腹いっぱいだよ私！」
「A、落ち着け
こいつは千冬っつって、良い奴だ」
集会後、場地さんが紹介しときたい奴が居ると言い、いざついて行くと玄関が開かれるやいなや、場地さんの女らしき人が冒頭の発言
このオレを猫扱いか
…悪くないな
場地さんが少しでも慕ってる相手なら、宜しくしなければ、なんて使命感から手を差し出し握手を求めた
「松野千冬…宜しく」
「千冬、一応こいつひとまわり上だぞ」
タメ口を使うオレに、場地さんから敬語を使えというような遠回しの言い方に言葉が詰まる
ひとまわり…嘘だろ
「圭介くんのバカちん
ひとまわり上って言うのは12種の干支の周りが由来なんだよ
それじゃあ12も上じゃん！」
嘘だった
「細けーよ」
「それに私真一郎くんと幼馴染ってだけでおない、」
「わかったわかった、兎に角今日暇だろ？」
あれ？今なんか大事な事言おうとしてなかった？？
頭の中がクエスチョンマークで飛び交うも、場地さんはスタスタと買い物袋片手に玄関へと入った
「もう！あ、ごめんね、千冬、くん…もどーぞ」
「千冬で良いっす」
「おっけ！千冬、宜しくね
私の事は好きに呼んで」
漸く交わした握手に、ニッと笑った彼女はそう言ってから場地さんの後を追いかけた
やっぱ年上だし、Aさんって呼ぶのが妥当かなぁ
て、結局いくつなんだろ
「お袋がこの前の礼にってコレ」
「わ！スナック菓子の山！！
有り難い…補充してもすぐみんなあるだけ食べるからね」
「文句ならマイキーに言ってくれー」
慣れたようにお菓子を置かれている籠に移し出した
初見のオレが無闇矢鱈に動き回るのも足手纏いになるだろうと、出されたオレンジジュースに口をつける
「マイキーくんもよく来るんですか？」
「週休二日制くらいで来てるよ」
夕飯の支度、をしているような雰囲気の彼女がそう答えてくれたので、場地さんが彼氏説は消えた
「てことはマイキーくんの彼女さん？」
オレの質問には、大量のお菓子を籠にしまい終えた場地さんが勢いよく
「ちげーよ、Aとマイキーは兄弟みたいな仲なだけだ！」
…勢いよく否定
「なんで場地さんがそんなに否定す、」
るんですか
そう言おうとしたところで察する
場地さんの顔を見上げると、そっぽを向いてはいるがほんのり顔が赤くなっていたのがわかった
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みんじろう(プロフ) - ドンさん» コメントありがとうございます！絵が下手なので描く事はできませんすみません｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡夢主のイメージはご自分を二次元化して頂けたら嬉しいです！勿論夢主のイメージ絵も描いてくださる方がいらっしゃったらそれはそれで嬉しいです！(他力本願) (2021年11月2日 12時) (
レス) id: b551299472 (このIDを非表示/違反報告)
ドン - 夢主人公のイメージイラストが見てみたいです！ (2021年10月25日 20時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんじろう | 作成日時：2021年10月14日 23時
