Love with you 【短編集】 JW&KJ

電車　　　Ｔｏｍａ．Ｋ ページ16

.(KaZuMi様、リク)









柊「ああもう何してたん！？遅い！！」


貴「電車２本送れるって言ったやん！やから２，３０分遅れるってぐらい分かるやろ！」








いつも一緒に学校まで言ってる私達。








でも、今日は寝坊してしまって








仕方ないから柊真に「先行ってていい」って送って








２本遅い電車で学校まで来たら








柊真が「遅い！」と怒ってこのありさま。









.









貴「何で、別にいいやろ遅刻しなかったやん！」


柊「そういう問題ちゃうねん！」


貴「じゃあ何で！」








若干キレ気味でそう聞くと








あっちもキレ気味で返してくる。








.









柊「ちゃんと女性専用んとこ乗ったやろな！」


貴「は。」


柊「どっち！」


貴「や、乗ったけど。」








いきなりの謎の質問に、拍子抜けしてしまって








頭の中をハテナマークで埋めながら答えた私と裏腹に








柊真は「なら、いい。」って言うけど








まだ不機嫌そうな顔をやめない。









.









貴「あの、今の質問何？」








そう聞くと、「分かってへんの！？」とでも言う顔をして








また逆ギレしながら言った。








.








.









柊「心配してんねんアホ！！！」








照れ隠しの様に、頭をぐしゃっと掴む。








言い方も掴み方も乱雑なくせに








その後、更にぐしゃっと頭を撫でる手つきはやけに優しくて。








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ぐしゃぐしゃになった前髪の間から見えた柊真の顔がやけに赤かった








・・・って言うのは








Aも同じや、と言い返されるのが目に見えてるから言わないでおこう。





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ツンデレが難しい・・・・
ツンってどんなんや！？

Ｓとは違うやんな？

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