恋愛に年齢なんて関係ないわ!byさっちゃん/うるさいアル。黙るヨロシby神楽 ページ16
「大丈夫だよ!だから、あの.....」
離れて、そう言おうとして息を呑んだ。
土方君に抱き締められたから。
先生がいない事がせめてもの救い。
だけど恥ずかしい。
「土方君.....?」
「....高杉の事か?」
土方君の言葉に私の頭の中に晋ちゃんの顔が浮かぶ。
「高杉.......アイツはよ、授業には出ねぇし、態度は悪ィし、一匹狼気取ってるけどよ」
「.....いい奴、なんだよ」
「.......」
晋ちゃんは確かに優しい良い人。
でもまさか土方君に晋ちゃんの事を言われるとは思わなかった。
「―――うん。知ってるよ。土方君、心配してくれたんだね」
ありがとう、とお礼を言うと土方君は私から目線を反らせて頷いた。
「...おぅ//また何かあったら相談して来い。
....話くらいなら聞いてやる」
何となく上から目線の土方君に笑いそうになるのを堪え、またお礼を言った。
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-side:高杉-
―――雲一つない空。
最近はうざいくらい天気がいい。
「晋助様!Aとは....その、....上手くいってるッスか......?」
うざい、と思うのは空に限った事じゃない。
......まァこいつ等がうざい訳じゃねェが....。
俺は来島に背を向け、わざと大きく溜め息をついた。
「.....上手くいってないッスか....?」
何故か不安そうな来島。
―――何でお前が不安そうなんだ。
込み上げてくる怒りを静めるため、一人になる事にした。
「悪ィが保健室行ってくる。一人になりてェ」
それだけ言い放ち、来島達の返事も聞かず屋上を後にした。
階段を降りる間、頭に浮かんでたのはAの笑顔。
―――嗚呼、早くあの笑顔を俺だけのものにしたい。
晋ちゃんって浮気するの?by神威/どの口が言ってやがるby高杉→←恋する乙女っていいわねby妙/お妙さんっ!なら俺とっbyゴリラ
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作者名:ぴーち@夜兎← | 作成日時:2013年1月17日 18時