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降谷 視点
ハロ「アン、アンっ!」
降谷「わかった、わかったハロ。そんなに焦るな。笑笑」
僕は今、ハロの散歩のためにおなじみの土手に来ていた。
空はあいにくの曇り空だが、ハロは今日も元気いっぱいだ。
仕事柄、可愛がってやりたくてもあまり家にいられない。
最近では不定時に5分ほど帰って餌やりと、トイレシーツの交換、ついでにスーツを取りに行くくらいしかしてやれていない。
だから、せめて今日はその日々の埋め合わせも兼ねて、一日中ハロに構ってやろうと思っている。
ハロ「アンッ!」
ハロが早く早くと急かす。
推定でまだ1歳に満たないハロは、成長の真っ盛り。
競争するといつまでも走りたがって、さしもの僕も少し疲れを感じ始めた頃。
ハロの耳がピクンッと動き、突如としてその足が止まる。
不審に思い声をかければ、途端にタタタッ!と猛ダッシュ。
そして目的地に到着すると、
「アンッ、アンッ!」
そこには、
女の人が倒れていた。
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drokmt2000(プロフ) - ジントニックさん» ありがとうございます!!更新は遅めになるかもしれませんが、頑張ります! (2019年8月17日 8時) (レス) id: ada097a728 (このIDを非表示/違反報告)
ジントニック(プロフ) - 凄く素敵です!これからも頑張ってください!!! (2019年8月3日 0時) (レス) id: 5f62958279 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花鳥風月 | 作成日時:2019年2月20日 20時