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ユキ 視点

安室「…わかりました。」
しばらくして、彼の声が部屋に響いた。
「ふぇ…?」
思わず、おかしな声が出てしまった。
安室「ですから、僕が手を貸してあげます。僕は王子様ではないのであなたを完全な自由にしてあげることはできませんが、少しくらいなら鳥かごから出してあげることくらいはできるでしょう。」
そんな…それは、そうできれば素晴らしいけれど。
「…無理よ…」
私がここにいるとわかった瞬間、きっと迎えがきてしまう。彼の言う自由がどれほど続くかもわからないけれど、きっと1週間にも満たない。
安室「やる前から、諦めてしまうんですか?自由が欲しいなら、少しくらい勇気を出さなくては。」
大丈夫、少しアテがあるんです、と唇に指を当ててウインクをする姿に、なぜか胸が高鳴った。

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drokmt2000(プロフ) - ジントニックさん» ありがとうございます!!更新は遅めになるかもしれませんが、頑張ります! (2019年8月17日 8時) (レス) id: ada097a728 (このIDを非表示/違反報告)
ジントニック(プロフ) - 凄く素敵です!これからも頑張ってください!!! (2019年8月3日 0時) (レス) id: 5f62958279 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花鳥風月 | 作成日時:2019年2月20日 20時

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