┗各印象、その他 ページ5
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【人間界・非魔法族をどう思うか】
人間界:
学校入学前に住んでいたところ。家族のいる場所。故郷である。
魔法界に完全に飽きてしまっているので輝いて見える。めちゃくちゃ行きたい場所No.1。感覚的には夏場の旅行好きな日本人がハワイに向けるそれに似ている。人間界は彼にとってのハワイ。
非魔法族:
いいんじゃない? という認識。自分らと違うところは魔法が使えないところだけ、と。
魔法が使えなくても生きていけることの証明。
学生時代には人間界学を選択し、そこでなされた説明や解説に時折鼻で笑い、時折心の中で大笑いしていた。たまにうっかり笑い声を洩らして教師に怒られた。ごめりんこ。
魔法界における“人間界学”という学問をフィクションを読む時のようなノリで触れていたし、賢そうな教師が真面目な顔で「サムラァイ」と言った日から数日間は思い出し笑いが頻発していた。自分は本当の人間界や非魔法族の様子を知っているが故に。
【その他】
<恋愛観>
恋愛は楽しんでするもの、と捉えている。エンジョイ勢。自分がドロドロとした感情を抱くのは嫌だし(、そもそも抱くようなタイプではないが)、映画のようなドラマチックな展開も望んでいない。
彼の人生における恋愛とは、いうなればクリームソーダのサクランボ。人生の華となる要素だ。
ところがどっこい、そんな彼の好みのタイプは「悩みやすい人」である。悩んで落ち込んでいる姿を可愛いと思う。自分はドロドロしたくないが、向こうがドロドロするぶんには良い。
彼の名誉のために述べておくが、もちろん笑顔も好ましい。ウジウジしている姿も可愛く感じるだけで。ちょっとだけ、ほんのちょっっっとだけ性癖が歪んでいなくもないが、人格に問題があるわけではないので、ご安心いただきたい。
<食事>
大食でも少食でもなく、食べる量は平均的。
スピードは少し早い。
好き嫌いはしない主義。文字通り何でも食べる。ゲテモノだって食べる。それが食べ物として提供されているのであれば。
<実妹との関係>
昔は仲が良かった。
しかし、同じ学び舎で学習する最中、自分を見る妹の顔が段々と曇っていった。
俺があの子にとって悪いことをしたのだろう。
俺と関わることであの子にああいう顔をさせるなら、じゃあ、
……と、彼自身が妹と一定の距離を取ることを決めて数年、今に至る。
彼は妹のことを正しく理解できていないし、妹もまた然り。互いに互いのことを勘違いしたまま、時間だけが過ぎていく。
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作者名:木木野 | 作成日時:2022年5月5日 4時