殺気 ページ23
まぁさっきの結果
端的にいえば
桐原「ちくしょー!!」
服部「負けたー」
最後の不意打ち
あれは俺や克人でなければ完璧に入っていたな
だが、まだ気配を隠し切れてなかったな
『まだまだ未熟じゃのぉー』
桐原「今年こそはと思ったんだがな」
服部「まだまだ届かないか・・・」
すると、どこから現れたのか克人が話しかけてきた
克人「Aさん、そろそろ時間です。最後にいつもの"あれ"頼みます」
森崎「あれって?」
桐原「おっ、いつものあれやりますか」
服部「これでビシッと引き締まるな」
『よーし、並べ並べ〜』
2、3年生はてきぱきと並ぶが1年生はこれから何が起こるのか訳がわからない様子
『さて!九校戦前デスマッチも最後になったわけだが、これからやるのは戦闘じゃない』
森崎「で、では何を」
『俺の殺気に耐えて貰う』
1年「「さ、殺気?」」
『そうだ。敵の濃厚な殺気は時に判断を鈍らせ、行動を遅くさせることもある。戦場にでれば、動けないなどもっての他。"停止=死"だ。今回は俺の殺気を受けて貰うことで、その耐性を少しでもつけてもらう』
1年「「なるほど」」
『それじゃあ、30秒後に始める』
桐原「今年は何人意識が保つかね」
服部「去年は俺達含め4,5人程度だったな」
桐原「Aさんの殺気に耐えれた時点でかなり優秀だからな」
服部「自分で言うな」
『さて、時間だ』
『覚悟はいいな』
「「はい!!」」
『いくぞ』
ッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
その瞬間濃厚な殺気がグラウンドを包んだ
今までに味わったことのない恐怖が彼らを襲った
例えるなら得体の知らない物体に心臓を鷲掴みにされている状態
桐原(今年もすげぇ殺気だぜ・・・)
服部(意識を保つので精一杯だ・・・!)
あるものは耐え、あるものは泣き出し
そしてあるものは泡を吹きながら意識を手放していった
一人一人意識を手放すなか、残ったのは
「・・・・んっはぁ!!・・・はぁ、はぁ」
「はぁはぁ、おい、大丈夫か・・・」
「しっかりしろ・・・・・・」
合計.11名
『うん、去年よりも多いな』
しかし、1年生は森崎と十三束だけか
『まぁ、二人残ったことでも喜ばしいことだ』
『それでは!本日の訓練は終了とする!』
「「ありがとうございました!!」」
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どゆこと? - なんでやねん。その程度、いちいち自分だけで対応できないとか、原作時以下でごみだな。七草。仲裁もできねえとか、かす。つか、No.1の家柄を探るなよかす。敵対だからそれ。くっさ。 (2023年1月25日 5時) (レス) @page10 id: dc300e8072 (このIDを非表示/違反報告)
無_名_(プロフ) - 面白くて何回も読み返しています!横浜争乱編とても楽しみにしています!更新頑張って下さい! (2021年6月27日 18時) (レス) id: c007f713c5 (このIDを非表示/違反報告)
ハヤ(プロフ) - とても面白いです!オチとかももしあれば楽しみにしてます!更新待ってます! (2020年12月15日 19時) (レス) id: b0e8ef1a15 (このIDを非表示/違反報告)
銀髪LOVE(プロフ) - 面白いです!続きを楽しみにしています! (2020年11月15日 11時) (レス) id: 479dd11547 (このIDを非表示/違反報告)
まろん - 凄く好みの作品で面白かったです!更新頑張ってください!待ってます! (2020年11月11日 23時) (レス) id: 00d6e1a3ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彗星 | 作成日時:2020年9月8日 20時