第一高校の帝王

模擬戦 ページ11

『なら、この模擬戦を受けたら、あとで俺直々に戦闘訓練してやる』

服部「本当ですか！？やります！やります！」

麻利「で、では、模擬戦を許可する」


俺の仲介により、なんともスムーズに模擬戦が許可された

真由美「助かったわA君」

『俺としてと司波の実力を確認したかったからな』


というわけで、実技棟にいくと、既に司波と服部は準備していた

『司波が持っているCADはFLTのシルバー・ホーンか』

達也「正解です。さすが神宮寺先輩」

麻利「では、ルールを説明する(長いので省略」

麻利「始め！」

『っ！！』

速いな
自己加速術式を使わずにあの速さ
九重八雲を思い出させるな

司波は一瞬で服部の後に回り込み引き金を引いた
あれは振動系
おそらく、服部は酔ったんだろう

麻利「勝者、司波達也」


こいつは強いな
さっきの模擬戦はおそらく力の一片も見せてないだろう

《天眼》で司波を見るととてつもない程のセーフティーロックがかかっていた

この意味はおそらく彼が危険過ぎるのでそれを封印しているということか


『いやー、実に見事だった』ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

達也「・・・神宮寺先輩に褒めてもらえるとは、とても光栄です」

『それにしても、あの服部を瞬殺、か。これは１科生がぶったまげるぞ』

麻利「これでうちの奴らも文句は言わないだろう」

『あとは誰が入るんだ？』

麻利「教職員枠で森崎が入ることになっている」

『森崎か。あいつのデバイス操作は見事の一言に尽きるんだが、どうも２科生を下に見る気質がなー』

麻利「それは仕方ないさ。時間を掛けて解決するしかないよ」

『入会早々喧嘩しなきゃいいけどね』

麻利「あははは、さすがにそれはないよ」





後日、入会早々森崎が達也に宣戦布告をしたのはまた別の話

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