【名探偵コナン】ワンコ系彼女2【ジン】

相談 ページ49

ジン「おい、ベルモット」

ベルモット「女性を誘うなら言葉遣いってものがあるんじゃない？」

ジン「ｯﾁ」

ベルモット「本当、あなたって彼女以外には冷酷よね」



ベルモットが諦めた様子でジンの方を振り向くと

彼の手にはまったくもって似合わないものが握られていた


ベルモット「え、なによ・・・ああ！もしかして」

ジン「ｯﾁ、おい、てめえなら女の子の好みがわかるだろ、手を貸せ」

ベルモット「もちろんよ、で、少しは絞ってきたんでしょうね？」





ベルモットがその冊子を覗き込むと、黒色のまるで囲まれた箇所が数か所あった


ベルモット「〜♪いいの選ぶじゃない、彼女には派手すぎるのは合わないわ」

ジン「・・・シンプルすぎるのもあれだろ」

ベルモット「ええ、若いんだから少しは可愛いげのあるものでもいいんじゃない？」

ジン「・・・・これか」

ベルモット「・・ええ、そうね・・・あなたもここだけ二重丸つけてるじゃない」

ジン「・・・ﾌﾝ」



話は終わったとでも言いたげに

ジンは雑誌を丸めるとベルモットの部屋を後にした




ベルモット「・・・自分の意見の賛同を私に求めるなんて・・・案外ジンも緊張してナーバスになっているのね」



煙草を一本ふかし、彼の成功を祈った


ベルモット「Good luck,Gin」

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