Long-distance love

season13 ページ16

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ケンくんと２人でやってきたのは




行きつけの日本料理屋さん。


個室だけど、カウンター席で隣同士で座れる所が
私のお気に入りだ。









ケンチ｢せなちゃん。さっきはごめんね。｣





｢ケンくん…そんなことより、私の口が悪いとこバレてもたな。笑｣




ケンチ｢そんなこと…あんなの言われたら誰だって怒るよ。それに、俺……｣









ケンくんが下を向いて黙り込む…







｢ん？？ケンくぅん！おーい！笑｣







ケンチ｢本気で大好きな女のこと、侮辱されてすっげぇムカついた。｣






｢……うん…｣






ケンチ｢あとさ、さっきのさ……俺に一目惚れって本当？？｣









やっぱり、そりゃ…聞かれてますよね〜



そこはツッコミますよね〜(笑)









｢ケンくんは、あの男みたいなこと思ってない思うけど…私の話聞いてくれる？？｣






ケンチ｢うん。話して？せなちゃん…｣







｢あんな、初対面でほんまにかっこいい人やな。思ってん。正直めちゃくちゃタイプ。
その後に、EXILEて聞いてびっくり。笑

私、芸能人とか疎いから、ごめんな？ケンくんのこと今まで知らんかってん。


あと、もう一つある…｣









ケンチ｢うん。｣









｢2回目お店来てくれた時、お持ち帰りされるんやろな〜思ってた。(笑)
でも、ケンくんしぃひんかったやん？？

そういう真面目なとこも好きやし…

優しくて、
まだ会って3回目やけど…一緒にいて落ち着く。｣









ケンチ｢せなちゃん……俺も、一目惚れ………
ただの、客以上になれたかな、俺。笑｣









｢私、水商売長いけど初めてお客様に惚れたよ？
さっきも言うたけどEXILEて分かる前から。

芸能人とか社長とか石油王とか(笑)
そんなレッテル好きには関係ない。｣









その時だった…









グイっ＿＿＿。








｢？！？！け、ケンくん？！？！//////｣









ケンくんの大きな腕に抱き寄せられていた…









ケンチ｢せな……
大好き。遠距離になっちゃうけど、出来る限り会いに来る。
絶対幸せにするから…俺の彼女になってください。｣









｢//////もちろん…//////｣









２人で笑い合う……









久しぶりの私の彼氏は



あの、EXILEの橘ケンチです。









そんな幸せもつかの間……







あんなことが起きるなんて……









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