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ページ38

止まったバスが音を立てて扉を開けると、そこに舞い降りた女神



『潔子さん!!』
「A」



私に微笑む潔子さんはキラキラと輝いていてやっぱり美しい



『お久しぶりです潔子さん』
「久しぶり」
『潔子さん、気をつけてください!ここ、虫がいっぱいいるんで!』
「虫苦手なのAでしょ?」
『う……でも、私が潔子さんを虫から守りますから!!』



蟻一匹たりとも潔子さんに近づけないぞと全力で潔子さんを取り囲んでいれば



「A、俺らも手伝うぜ」



田中と西谷が参戦してくれた



『こんなに二人が心強いと思ったことはないよ』
「だろうな。俺らは虫平気だからな」
『襲ってきたらお願いね。私一人じゃ対処できないと思うから』
「「任せろ!」」
「いい加減にして」



そう言ってバインダーで田中と西谷の頭を叩いた潔子さん



「歩けないでしょ。ほらA、行くよ」
『は、はい!!』



やっぱり潔子さんはかっこいい


虫なんてものともせずに凛と歩く姿。この蒸し暑い気温でさえ潔子さんの周りは涼しくなる



『潔子さん!一生ついて行きます!』
「はいはい」
『あ、仁花ちゃんは!?』



そういえば烏野にはもう一人天使のようなマネージャーが入ったんだった



「あ、こんにちはAさん」
『うわっ、ごめ、気付かなかった』



いつの間にかそこにいた仁花ちゃん。今日も小さくて、可愛くて、ザ、女の子って感じだ



『あ、荷物持つよ!潔子さんのも貸してください』



小さい仁花ちゃんが大きな荷物を持つ様子に気付いて言えば



「大丈夫よ」
「です」



私の手には乗らなかったそれ



『でも、』
「Aは虫から守ってくれるんでしょ、お願いね」
『はい!蚊一匹たりとも近づけません!!』



そう言って歩く潔子さんを守るようにして歩き出した



「ねぇ、あの子なんなの?セコムなの?」
「清水に対しては前からあんな感じだ」

▽→←▽



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成田(プロフ) - ゆんさん» わー!嬉しいコメントありがとうございます!!この後もどんどん潔子さんと絡んでいきますので楽しみにしてくださると嬉しいです(*^^*) (2022年8月18日 10時) (レス) id: 4c44710d84 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - すごい読みやすくて好きです(*´∇`)夢主と潔子さんの絡みがすごく好きです♥️ (2022年8月18日 1時) (レス) id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:成田 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年8月2日 22時

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