3 夏合宿 ページ19
黒尾side
７月某日
今日から梟谷学園で一泊二日の合宿が始まる
テスト勉強からの解放もあってかそれぞれ心躍っているように見えた
そしてAも、今朝からキラキラとした目に高いテンションは誰が見ても楽しみで仕方がないという様子だった
『ここが梟谷学園ですか。綺麗ですねぇ』
「私立だからじゃない？」
『なるほど』
「あーそれで、烏野は少し遅れてくるらしいよ」
『え！？』
明らかに驚いた顔をした彼女に思わず笑いが出る
「遠いからねぇ」
『そ、それもそうですね』
少しテンションが下がったAはホントわかりやすすぎだ
「ほらお前ら行くぞー」
猫又監督の声に歩き出した俺らが向かったのは体育館
初めての場所できょろきょろとする一年とAを横目に、いつもとは少し違うその場所に着けばネットが用意されたそこで三高校のメンバーが既に顔を揃えていた
「集合！」
梟谷の監督の言葉に集まってくるそれぞれのメンバー達
「今年もよろしくな」
監督達が挨拶を交わす横で俺らも挨拶を交わして、それぞれチームのメンバーを見やった
今回の合宿はそれぞれマネージャーなし、か。清水さんは来るといいんだけどとチラリとAの方を見れば
緊張しているのか若干下がり気味で固まっている姿
まぁこの視線を見ればわからなくもないけど…見過ぎなんだよこいつら
「あれ？お前んとこマネージャー入ったの？」
すると木兎がAの前に立って小首を傾げる
「そ、可愛いデショ？」
「おう、スゲー可愛い」
自分で言っておいてなんだけど、木兎に言われると腹立つな
「名前なんてゆーの？」
早速と言った感じで木葉が聞くから仕方なしに口を開けば
「Aさん……？」
意外な奴からAの名前が挙がった
その声に当然Aは反応するわけで
『え？あ…赤、葦くん……？』
そこには驚いて赤葦を見る彼女がいた
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成田(プロフ) - ゆんさん» わー！嬉しいコメントありがとうございます！！この後もどんどん潔子さんと絡んでいきますので楽しみにしてくださると嬉しいです(*^^*) (2022年8月18日 10時) (
レス) id: 4c44710d84 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - すごい読みやすくて好きです(*´∇｀)夢主と潔子さんの絡みがすごく好きです♥️ (2022年8月18日 1時) (レス) id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)
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