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昼食を食べ終わって、午後勉強を開始した私はふとこんなことを思った
『クロ先輩は休みの日なのに髪セットしてるんですね』
ただ単純に。面倒じゃないのかなぁとか凄いなぁって思っただけで
「うん、これ、寝ぐせ」
まさかそんな言葉が返ってくるとは思わなかった
『……え？』
「だから、これ寝ぐせなの」
『寝ぐせ？そのツンツンとしてるやつがですか？』
「そ」
『……、研磨、クロ先輩の髪型って寝ぐせなんだって！』
そんなビックニュースに驚いて、午後から再び勉強を開始した研磨に報告すれば
「うん、知ってる」
これまた驚きの言葉が返ってきた
『え、知ってたの？』
「うん」
『そうなんだ…まぁ幼馴染だしね？でも……』
再びクロ先輩を見れば合った目
『どうやって寝たらそうなれるんですか？』
「んー、それは一緒に寝たら教えてあげる」
『……うわ…』
雰囲気が変わってそういうことを言い出した先輩に苦笑いすれば
「うわって傷付くんですけど……」
『あ、じゃあ無視しますね』
「いやそれも傷つくわ」
『わかりました。もう聞きませんので』
「枕に挟まれて寝てるんですー！」
簡単に聞けたその理由
『挟まれて？』
「そう、こうやって」
両手を頬のあたりに持ってきてジェスチャーした先輩にただ一言、変な寝方だと思った
『苦しそうですね、随分』
「なんか落ち着くんだよね。プレスされてる感じが」
『そいうもんなんですか』
やっぱり変なのと心の中で思いながら再びペンを走らせて
午後から数学に切り替えた私が絶対出るという公式問題を解こうとすると
「休憩」
そう言って研磨が立ち上がった
『え！？もう休憩！？早くない！？』
「区切りがいいところまで終わったから」
研磨のノートを見れば確かに区切りが良さそうなところで終えてるそれ
私が話している間にこんなにも進んだなんてズルイと思いながら
「トイレ行ってくる」
そう言って出て行った研磨の手にはゲーム機が握られていたような気がした
「あいつもう勉強する気ねーな」
『やっぱり！ズルイ！私も遊びたい！』
「いやまずAはこれ終わらせた方がいいんじゃない？」
『う……ですよね』
クロ先輩の言葉に再び問いに向き直して、潔子さんと会うためだと念じながらペンを持ち直した
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成田(プロフ) - ゆんさん» わー！嬉しいコメントありがとうございます！！この後もどんどん潔子さんと絡んでいきますので楽しみにしてくださると嬉しいです(*^^*) (2022年8月18日 10時) (
レス) id: 4c44710d84 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - すごい読みやすくて好きです(*´∇｀)夢主と潔子さんの絡みがすごく好きです♥️ (2022年8月18日 1時) (レス) id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)
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