君を振り向かせるのは２【HQ】

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「どうすんの？」
『どうするって？』
「断んでしょ？もちろん」
『え、どうしていいか全然わからないんですけど』
「わからないってさぁ。断らなきゃ駄目でしょ」



あぁ、駄目だ。たかがこんなんでイラつくなよ、俺



『えー、でもどうやって……』
「どうやってって…告白されたことぐらいあんでしょ？前の学校とかでさ」
『いや、ないから困ってるんですけど』
「え？いやいやいや、あるでしょ？」
『だからないですってば』
「本当に？」
『本当に』
「烏野って目が腐ってんの？」
『いや、腐ってはないと思います』



ありえねぇ。Aが告白されたことがないだと？嘘だろ？


可愛いし、性格も悪くねぇし。烏野大丈夫かよ



「モテなかったの？」
『はい』
「絶対嘘。手紙とか貰ったことあんでしょ？」
『嘘じゃありません。貰ったことも告白もされたことありません』
「信じられない」
『信じてください。どちらかというと私は潔子先輩を好きな男子に使われるタイプだったので』
「手紙渡してくださいとか？伝えてくださいとか？」
『はい』



うーん、多分それA宛も絶対あった気がするんだけど……


清水さんで頭がいっぱいのAにはそんなこと気付かなかったか



『まぁでも手紙は潔子さんに届ける前に全部破り捨ててましたけど』
「うわ……意外とエグイことすんね」
『潔子さんの身に何かあったら嫌なので』
「お前らそこで何してんの？」



するとやってきたのは夜久


その言葉にはネット出さないのかっていうのも含まれていた




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