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ナツ「本当に、ほんとにほんとにありがとうございました!もぉなんか...最っ高でした!」
『いえいえ、気をつけて帰りなね〜』
ナツちゃん(という名前らしい)は、私と有岡くんに1回ずつ頭を下げてから、友達の元へ駆けて行った。
ちょうど、この辺で待ち合わせしてたらしい。
相当興奮してたから、この後また彼女の身になにかおこるんじゃないかって心配だけど...
────あ、
そのタイミングで、額に冷たいものが当たる。
ぽつりぽつりと地面にできた模様は、
大貴「あ、雨。」
そう、雨。
タイミングはそれこそ最高だった。
だって、はやく帰りたいから。
もう完全に、有岡くんに見られた。
────飛び蹴り、回し蹴り、それこそか弱い女の子のイメージからかけ離れたものばっかり。
今の世代、"強い女"に需要なんてないってことは、この世で1番私が理解してる自身はある。
まぁそれこそ、レスリング選手とか少林寺拳法とかだったら需要アリだと思うけど、生憎そっちの方向は狙ってない。
吉田沙保里を目指してはいないわけである。
つまり、もう彼の前でただのかわい子ちゃんを演じるのは、ただの恥。
逃げるが勝ちだ。
『じゃあ、私はこれで。』
大貴「や、待てって。流石に1人じゃあぶな、」
『...さっきの見てましたよね、大丈夫です。』
大貴「んーだけど何があるかわかんないから。送ってく。」
はぁ、いいから早く帰らせてよね。もうさ。
危ないのは襲ってきた奴らの方だって。
優しいことはわかったけど、送ってって貰うのなんて絶対にいやだ。
とか言ってもなぁ、こうゆうタイプの人って折れないことは知ってるしな。
『じゃあタクシーで帰るので、大丈夫です。』
幸い、お金は腐るくらいにある。
有岡くんもやっと納得したような顔をしたし、これで全部一件落着...
────な、はずだった。
『うそ、ない...』
大貴「え?」
「カバンが、ない。」
...
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himawari(プロフ) - 有岡担さん» 1年越しのレス失礼致します。ありがとうございます!とても嬉しいです!まだHey! Say! JUMP好きですか?良かったらまた見てくださいね! (2021年11月2日 23時) (レス) id: bbb7ea1a79 (このIDを非表示/違反報告)
有岡担 - はじめまして!あの、このお話を見たときにもう最高かと思いました!続きも待ってます。 (2020年7月31日 16時) (レス) id: a06e75bb6c (このIDを非表示/違反報告)
himawari(プロフ) - マリナさん» マリナさん、コメントありがとうございます!頑張ってかきたいと思います! (2019年1月31日 19時) (レス) id: 9a53dee1e8 (このIDを非表示/違反報告)
マリナ(プロフ) - 初めまして!一気に世界観にハマってしまって主人公ちゃんの幸せの続きが気になりました!更新待ってます! (2019年1月30日 4時) (レス) id: bbedea094b (このIDを非表示/違反報告)
himawari(プロフ) - maimaiさん» ありがとうございます!普段は読まないのに、読んで下さってるっていうのは本当に嬉しいです!!つい更新してしまいました...! (2019年1月21日 8時) (レス) id: 9a53dee1e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:himawari | 作成日時:2018年8月25日 21時