【REBORN!】幻のアルコバレーノの波瀾万丈な日々。３【ヴァリアー編】

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「ザンザス様」



「！」



「あなたを失格とし、ボンゴレリングを没収します」



「チェル…ベロ…おま…え達の……望み通りだ……。

予言が当たり……満足か……」



「お言葉ですが…これは我々の望みでも予言でもありません。
全ては決まっていた事、あなたは役割を終えたのです」



「……タヌ…キ…が……うう…」



「お疲れ様でした。それではリング争奪戦を終了とし、全ての結果を発表します。

ザンザス様の失格により大空戦の勝者は沢田綱吉氏。よって、ボンゴレの次期後継者となるのは沢田綱吉氏とその守護者6名、そして葉月A様です」





今回も光のリングは僕のものになった。

後はこのリングを守っていくだけだ。



ツナは安心したように微笑み、そのまま気絶した。





『ツナ！大丈夫！？』



「10代目！」



「ツナ！」



『…よかった、寝てるだけだ…』





こんなにボロボロになるまで戦ったんだもんね。

今日はゆっくり体を休めてまた今度ゆっくり話そう。



そう伝えるように頭をポンポンとなでる。





「あの…」



『髑髏ちゃん！
そう言えば話だよね。今から時間ある？』



「(コクリ)」



『じゃあ家に送ってくついでに話すよ。

大雅は皆の治療しといて。終わったら僕の家に来てね』



「ああ」





戸惑った顔できょろきょろとする髑髏ちゃんを手招きする。

すると少し嬉しそうに小走りで僕の元へと来てくれた。



やばい、可愛いな…初めて見た時から思ってたけど。

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