レモン色の甘い恋* 9

Taisuke side* ページ30

玉「情けないけど

俺...Aに再会して

俺の知らないAの

１面を見る度ガヤに嫉妬してた」









玉「嫉妬する資格なんてないけど」









笑っておどけて見せてんの









「俺は昔も今も

お前に嫉妬するわ」









玉「...それでも

再会してくれたじゃん？」









「まぁ...会社名聞いた時

会えるかなって思ったし

まさか本当に会えるとは」









「...Aと引き寄せたのは

想定外だったけど」









「...でも多分

玉とAは引き寄せなきゃ

いけなかったんだろうな」









玉「ガヤには

頭上がんないよ」









「つーか

Aより俺等

付き合い長いんだしさ」









玉「うん...

本当に感謝してる」









玉「いいの？ガヤは明日行かなくて」









「お前さ俺の話聞いてた？

Aの気持ちは俺にないの」









玉「...それでもわかんないじゃん」









玉「...でも...ごめん

Aは俺が幸せにしてあげたい」









「...わかってるって」









「...明日約束取り付けたんだから

お返し何するか考えとくわ」









玉「怖いわ〜ガヤが求めるお返し」









"Aは玉の事が

好きなんだよ"








もう気持ちを知り合うのは

時間の問題だけど

それだけは言いたくなかった

情けない嫉妬だけど

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