レモン色の甘い恋* 9

Yuta side* ページ22

今から行くって

Aと電話でやり取りして

切ってからなかなか

来ない事に心配になって

会社の外に出て

迎えに行こうと

歩き出した




ちょっと会社から離れると

人だかりを発見して

何かあったのか駆け寄ると

驚いた





Aが倒れてて

通行人の人が

声をかけていた









「すみません

救急車はどなたか

呼んでくださいましたか？」









「はい、私が今電話しました」









「お知り合いですか？」









Aの身体を

支えてる人に話しかけられた









「はい

ありがとうございました

あとは僕が付き添いますので

大丈夫です。

ご迷惑おかけしました」









本当は内心焦って焦って

取り乱しそうなのを

なんとか息があるのを確認して

平然と居れた





支えていた人と

交代して




その時

落ちていたネックレスを

発見した









「…これ...」









すぐに救急車が来て

Aは運ばれて

付き添った









「あのっ...大丈夫ですよね？」









医「はい

恐らく疲労で倒れたので

大丈夫ですが

倒れた時に頭を打ってないか

心配ですね」









近くの病院に運ばれて









医師 「今は寝ているだけですので

ご安心ください」









Aらしいやって

すっげー安心した

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