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side N
「はーい終わり。上手にできたねー。」
最終的にはおとなしく吸入させてくれたAちゃん。
最後に聴診しておきたいんだけどおとなしくさせてくれるかな。
翔さんが「診察大嫌いっ子だわ」って苦笑してたから...笑
「Aちゃん、最後にちょっとだけもしもしってさせてねー。」
片付けをしてもらってる相葉さんに代わって、大野さんに抱っこしてもらって、白衣のポケットに忍ばせておいた聴診器を取り出した瞬間に、もう涙目。
「...いでっ.....」
イヤイヤと暴れて、Aちゃんの小さな拳が大野さんの顔にクリーンヒット。
...そう簡単にはいきませんよねー...(苦笑)
これだけ拒否反応を示してるってことは恐らく過去の診察で何かがあったってこと、押さえこんで無理矢理やってもトラウマを大きくさせてしまうだけ。
でもこれだけ暴れるくらいまで回復してくれてよかったとも思う。大野さんには悪いけど。
「Aちゃん、痛くないから大丈夫よ。...ほら、痛くないでしょー？」
軽くばたつかせてるAちゃんの手をとって、チェストピースを手のひらに軽くポンポンとしてみると、痛みを伴わないことをわかってくれたようでおとなしくなってくれた。
「偉いねーAちゃん。すぐ終わるからお手手はこの看護師さんと繋いでてねー。相葉さんお願ーい。」
「はーい、Aちゃんお手手繋ごっかー。」
戻って来た相葉さんにAちゃんの手を握ってもらって軽く固定してもらう。
「お手手繋いでもらっていいねー。じゃあちょーっとごめんねー。」
病衣にチェストピースを滑り込ませて聴診。
嫌な音も聞こえなくなったし一安心。
「..大丈夫かな。...いいよーAちゃん、よくできました。上手にできたね。」
大野さんからAちゃんを受けとってあやす。
一定のリズムで背中を叩いてあげてると、大きな欠伸をしたAちゃん。
そしていつものように指をしゃぶる。
ねんねしてもいいよ〜って優しく大野さんが声をかけてる。
「寝たね〜。」
暫くあやしてると体が重くなって、覗き込むと指をくわえたまま寝ちゃったみたい。
相葉さんがかわいい〜って寝たばっかりの頬をつんつんしてるけど起きるからやめなさいや笑
寝顔は天使なのにどうしてこんなに小さい子がこんな目に合わなくちゃいけないんだろ...
気持ちよさそうに寝てるAちゃんの顔を見てそう思ったのと同時にそれとは負けないくらいの愛おしさがわいてきた。
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羽苡(プロフ) - ゆりりんさん» ゆりりんさんこんばんは(.ﾟーﾟ)あら、もう1人同士がいてくださった嬉しい(´･∀･`)のんびりですがこれからもよろしくお願いします！ありがとうございました(｀･3･´) (2016年7月4日 23時) (
レス) id: a10bf46b60 (このIDを非表示/違反報告)
羽苡(プロフ) - もちふくさん» ありがとうございます(｀･3･´)内面が好きというのもあるんですが私自身が外面的なことを描くのが苦手というかちょっと書いてて、ん〜...ってなっちゃうんで(苦笑)共感してくれる仲間だいてよかった笑ありがとうございました(*'◇') (2016年6月24日 22時) (レス) id: a10bf46b60 (このIDを非表示/違反報告)
もちふく - わたしは今の感じが好きです！ちなみにわたしも内面派なので！！ (2016年6月24日 1時) (レス) id: c69f9f2e29 (このIDを非表示/違反報告)
羽苡(プロフ) - ゆりりんさん» リクエストありがとうございますﾉﾉ ｀∀´ﾙ承りました！更新まで今しばらくお待ちくださいませ(.ﾟーﾟ) (2016年6月19日 20時) (レス) id: a10bf46b60 (このIDを非表示/違反報告)
憂依(プロフ) - くまさんさん» ありがとうございます〜(´･∀･`)更新は本当に遅いですが更新したときはまた是非来てくださいね〜(｀･3･´) (2016年5月14日 23時) (レス) id: a10bf46b60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽苡 | 作成日時：2016年5月7日 21時
