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〜
すると、大広間のドアが開いて
ハグ「 遅れてすまねえ 」
ハグリッドが、こちらへ歩いてきて
私たちの前で止まった
ハグ「 お前さん達のおかげだ ハリー、A、ロン、ハーマイオニー、礼を言わせてくれ····· ありがとう 」
「 戻ってこられて、良かった 」
ハリ「 ホグワーツには ハグリッドが居なきゃ 」
私が 大きなハグリッドに抱きつくと
ハリーも 抱きついて
何処からか 拍手か起こった
「 ふふっ、」
皆に囲まれた ハグリッドは
嬉しそうに、涙を零してて
私にも 笑みが溢れた
〜
「 キャッ、ごめんなさい····· 」
大広間から出ようとすると
ぶつかってしまって、思わず振り向く
ド「 ·····お前か、ちゃんと前を見ろ馬鹿 」
「 何かもう少し····· 違う言い方ない訳? 」
ド「 フンッ、 」
「 ·····あっ、待って! 」
いつもみたいに、去ろうとする
マルフォイの腕を掴んだ
ド「 なっ、何だ?! 」
「 ずっと思ってたんだけど····· 何で分かったの? 」
ド「 はあ? 何の話だ 」
「 ネックレス、返してくれたでしょ? ·····何で、私のものだって分かったの? 」
マルフォイは 何も言わずに
私に返してくれたけど
あれが 私のものだなんて、言ったことないもん
ド「 そんなの、見てれば分か····· 」
そこまで言いかけて、マルフォイは
硬直してしまった
「 何? 」
ド「 ·····ッ、有り得ない、こんなの 」
「 ·····何が有り得ないの? 」
何を言おうとしたのか、分からなくて
顔を覗き込むけど
直ぐに 目を逸らされる
ド「 も、もう 僕は行く·····ッ! 」
「 え? ちょ、ちょっと 」
それだけ残して 行ってしまった
·····顔 赤かったけど
具合悪いのかな?
なんて思いながら、大広間を後にした
〜
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作者名:璻 | 作成日時:2019年5月7日 14時