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ハグ「 おっ、ダンブルドア先生! 」

ダン「 こんばんは ハグリッド、いいかの?入っても 」

ロン「 パバのボスだ。 コーネリウス・ファッジ、魔法省大臣だ 」

「 どうして此処に? 」





息を潜めていると、ファッジさんが話し出す





ファ「 状況は良くない すこぶる良くない、残念ながら マグル生まれが 三人もやられたとあっては、魔法省としても 動かん訳にはいかん 」

ハグ「 俺は何もしてねえ、本当でさあ先生 」

ダン「 コーネリウス、わしはの このハグリッドに 全幅の信頼を置いておる 」

ファ「 しかしアルバス····· ハグリッドには不利な過去がある、連行せねばならん 」

ハグ「 連行? 何処へ まさか、アズカバンの監獄じゃ! 」





驚くような会話に
三人で 顔を見合わせる

すると、扉が開いて 現れたのは





ルシ「 来ていたのか、ファッジ 」





マルフォイのお父さん
ルシウス・マルフォイだった





ハグ「 何の用だ、俺の家から出てけ! 」

ルシ「 私とて居たい訳では無い こんな····· これが家か? 」





どんどん近付いてくる ルシウスさんに
慌てて後ずさる





ダン「 それで一体 わしに何の用があるのじゃ? 」

ルシ「 私を始め理事全員が 貴方の退陣を決定した、ここに停職命令がある 」

ルシ「 このまま襲撃が続けば、マグル出身者は 一人も居なくなりますぞ、それが ホグワーツにとって どれ程 恐るべき損失か····· 」

ハグ「 ダンブルドア先生を辞めさせてみろ、それこそマグル生まれの者はおしまいだ! 」





ルシウスさんとハグリッドが
口論をしていると

ダンブルドア先生が 口を開いた





ダン「 理事達が退陣を求めるのならば····· 勿論 私は退こう しかしじゃ、良いかの? ホグワーツでは助けを求める者には 必ずそれが、与えられるのじゃ 」





そう言いながら
まるで私達を、見据えるように

視線を此方に移す





ルシ「 ·····あっぱれなご心境で、では 」

ファ「 ハグリッド ·····来なさい 」



ハグ「 もし何かを見つけたけりゃ 蜘蛛の後を追っかけりゃええ。 そうすりゃちゃーんと、糸口が分かる····· まっ、俺が言いてえのは それだけだ 」





ハグリッドはそう言い残して
行ってしまった





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作者名: | 作成日時:2019年5月7日 14時

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