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第1話 ページ2
貴方side
優菜「紅茶できましたよー」
この子は優菜ちゃん7歳、1年前フリーマーケットで私を買ってくれた。
それ以来ずっと大切に私で遊んでくれる
優菜「Aはそのお席に座ってね、おやつにはドーナツ!勿論チョコ味!」
ポチッ
優菜ちゃんは私の背中のボタンを押した
あ『それには毒が入ってるよ!』
私はボタンを押すと録音されている言葉だけ喋れるようになっているオモチャ
優菜「ええー!毒!?誰がそんなことするの?」
優菜「とにかく逃げないと!宇宙船を探してくるわ!」
優菜ちゃんはそう言うと部屋を出ていった
あ「ふぅ…ずっと動かないのって疲れるわー」
私達オモチャは人間がいないときだけ動ける
だって皆がいるときに動いたら怖がられるしね
優菜「宇宙船あったよ!」
あーあーヤバイヤバイ
演技開始!
優菜「さぁ宇宙船に乗って、危ないからシートベルトはつけてね、3、2、1 発射!」
それと同時に優菜ちゃんは私を抱いてベットに飛び込んだ
優菜「これで世界の平和は守られた、貴方のおかげよA…!」
優菜ちゃんは私をギュっと抱き締めた
あぁ…このまま時が止まればいいのに…
そう思うほど幸せだった
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作者名：ユーナ | 作成日時：2017年8月16日 11時
