「悪戯を仕掛けましょう」 ページ7
「富樫、此れで奴は掛かるのか」
「大丈夫です、私の計画に狂いは有りません」
まるでスパイか何かの様な会話をする私と国木田さん。
今日は乱歩さんを落とし穴に落とそう、という計画。
社長に協力を仰いで、乱歩さんを嵌める!
「国木田さん、気配がします」
「今は顔を出すな、バレてしまっては元も子も無いからな」
「勿論です」
バサバサッ
バテ
ボトン
「掛かった模様です。様子を「いや待て」
「彼奴なら直に出て来ても良い筈だ」
「確かに言われてみればそうですね」
「だろう」
「あの間抜な声も聴こえない訳ですし」
私の乱歩さんへの扱いは置いておいて、
誰が引っ掛かったのかは真面目に気になる。
私と国木田さんは罠に近づき、中を覗いた。
.
.
「僕にこんな罠を掛けたのは貴様等か…?」
.
.
.
.
「芥川さん…?」
「如何にも。其れで、此の落し穴は一体…」
「あ、芥川さんを嵌めようとしたのでは無いんです…」
「嵌めようとしたのは別の奴だ」
「…」
「そんな疑いの目で見ないで下さい!」
「では、誰を嵌める心算で?」
「僕でしょ」
「そうです、貴方です…………ハ?」
其処に居たのは乱歩さん。
とは言っても、何時もと服装が若干違う。
「全く、社長から呼び出しされたかと思えば…」
服装が違う理由は社長でした(。-`ω-)
「周りの雰囲気的に違うなぁ、と思ったんだよねぇ。」
「しかもさ、普段は無気力な富樫ちゃんが」
「早めに仕事に向かうなんてさ」
馬鹿にしてます?
「超推理でーす、僕の異能!」
超推理自体異能じゃないじゃないですか。
然も其れは人を小馬鹿にしてるって云うのですけれど。
この後、私と乱歩さんは喧嘩に喧嘩を重ねて
社長にこっ酷く怒られる羽目になったのであった。
10人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
詩唄(プロフ) - 螺旋式ピグマリオンさん» もう…………。未だに増え続けてるw (2017年2月13日 19時) (レス) id: c6da07a44b (このIDを非表示/違反報告)
螺旋式ピグマリオン(プロフ) - 詩唄さん» みたよー。…凄いね!ガンバ! (2017年2月13日 19時) (レス) id: 1502d094e3 (このIDを非表示/違反報告)
詩唄(プロフ) - 螺旋式ピグマリオンさん» いえぇす!今チョコシリーズリクエスト消化中だぁ!はんぱねぇぞ!見に来てみ!?昨日だけでhit数一万越えてらぁ (2017年2月13日 19時) (レス) id: c6da07a44b (このIDを非表示/違反報告)
螺旋式ピグマリオン(プロフ) - 詩唄さん» あいさー!感謝しまーす! (2017年2月13日 19時) (レス) id: 1502d094e3 (このIDを非表示/違反報告)
詩唄(プロフ) - 螺旋式ピグマリオンさん» なぬ!?えと、前髪ぱっつんのミディアム!栗毛!目ェパッチリ!細身!肌しろい! (2017年2月13日 19時) (レス) id: c6da07a44b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:詩唄 x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/shioshio/
作成日時:2017年2月1日 16時