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第二技能 持久力 ページ10

コ「じゃあ、A!トントンが答案丸つけしてるし次のテストやろーや!ほかの奴もまだ来ないしええよなグルさん!!」

安定の五月蝿さだな。
まぁ、元気なことはいい事だけどな。

グ「お、イイゾ。」

グルさんはニタニタと教室では全くと言っていいほど笑わないのが嘘のようだ。

コ「じゃ!A!運動着に着替えてきてぇな!隣の部屋使うてええで!!」

「あ、はいはい。」

運動着ってことは体を動かす方にシフトチェンジしたんだな。
…あんまり動きたくないんだけどな。

_____

着替えてから教室に戻れば、コネシマも随分と動きやすそうな格好である。

「で、コネシマ君。私は何をすればいいんだね?」

そう聞けば、待ってましたと言いたげなドヤ顔で

コ「第2のテストは鬼ごっこや!!」

そういったのだ。

「鬼ごっこ?2人だけで?」

もっと大勢でやらない?
しかもなんで技能テストで鬼ごっこ?
ひとり悶々していると彼は高笑いしながら言う。

コ「フフン!確かに鬼ごっこは大勢でやるけどな、今回の場合は調べたいことが2人のが都合いいのとルールが簡単だからということや!お前頭良さそうやし、何を調べてるかは自分で考えや!!」

自信ありげにいう彼にシャオロンはブッと吹き出した。

シャ「絶対シッマなに調べてるか忘れただけやでwww」

コ「ちゃうわ!ちゃんと覚えとるわ!」

コネシマはシャオロンに煽られてキャンキャンしているが、めんどいし、さっさと話を進めようか。

「で、どこでやるの?外?校内?」

コネシマはゴホンとあからさまに咳払いをして説明し始めた。

コ「校内や、そんで鬼はオレ!だからAは逃げてもらうからな!初めて10秒後、鬼は動き出すで!オレがお前を捕まえたら終わりや!シャオさん!タイマー宜しくな!」

おっけー、と、なんともやる気のない声である。
なんでタイマー?
逃げる長さが関係するってことは……成程。
今回はどれだけ逃げ続けることが出来るか、
つまり、持久戦って訳ですな。

私あんまり走るのもスタミナもないんだけどなぁ(汗

シャ「おし、こっちは準備オーケーや。Aは準備ええか?」

「うん。大丈夫。始めようか。」


私はコネシマの方を向く。
つまりドアのほうにコネが立っているため
窓に背中をむけている。

確か…ここはあそこの真上だった。

これでいこ。

静かになる教室。
シャオロンは私達にそれぞれ目線を向け、息を大きくすった。

シャ「…レディ。GO!」

私は窓から飛び出した。

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D(プロフ) - ルキさん» はい!実は個人的にどっちにしようか悩んでなんか他の方々と同じ書き方するのつまらんと思ったしだいです!ご質問ありがとうございます!よりよい話になるよう精進致します! (2019年6月20日 16時) (レス) id: 5255f6ffa2 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ - めちゃおもろいです!欝じゃなくて鬱ですよ…!わざとそうしてるのならすいません…! (2019年6月16日 2時) (レス) id: f38841be90 (このIDを非表示/違反報告)
晃夜(プロフ) - ハルさん» 読んでくれてありがとうございます。更新遅くてすいません。早めに投稿できるよう善処します。好きです。笑 (2018年3月6日 14時) (レス) id: 153c465e30 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 好きです 頑張ってください! (2018年3月6日 6時) (レス) id: 9915f5d63f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ねこ x他2人 | 作成日時:2017年4月15日 16時

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