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第一技能 知識 ページ9

今日はグルッペンから言われたテストとやらをする日であるが、実際どんなものか考えた。
だが、途中でグルッペンという奴がいかに変人であるかということから考えるだけ無駄という点に落ち着いてしまった。



「まぁ、期待に添えるよう頑張るか。」


____放課後

グルッペンに連れられ私は旧校舎へと足を踏み入れた。彼はここの鍵のスペアを持っていることについては後々聞こう。

彼がガラッと扉を開けるとトントン君がいた。

ト「Aさん、最初のテストは知識テストや。」

メガネをカチャッと押し上げたトントンは口角を上げて言った。



___
_____

ただただ私のペンの走る音だけが耳元に届く。

私はなにか一つに没頭すると本当に周りが見えなくなる。

利点でもあり難点でもある。

だから、終わったあと、大勢の人がこの教室にいつ入ってきたか分からなかった。

「終わりました。」

制限時間の1時間はまだまだ先だが、今回のテストは些か初歩的な方だったから見直しもそこそこにトントン君へと解答用紙をスッと渡した。

彼は少し驚愕の色を顔に滲ませつつ、納得の様なそんな笑みで解答用紙を受け取ってくれた。

そこからはトントン君の赤ペンがサラサラ動く。
それを眺めてようと思ったが、いきなりの背後から衝撃が訪れた。

「ウワァっ!!?」

人に抱きつかれたのはいつ振りかわからないため、驚いて後ろを振り向く。

オ「わっ!びっくりした?君新しい子のAちゃんやろ?グルッペンからきいとるよ〜。あ、俺、亜島万時(アジマ マンジ)。ヨロシクねぇ〜」

ふんわりと甘い香りがする男子である。
つか、こちらも美形でおありですね。
綺麗な翠の瞳が細く三日月をつくる。
つか、これ男子なの?ほんと、いい匂い。
あ、やば、オッサンみたい。

「あ、えぇと、よろしくです。あ、こちらでのお名前を聞いても?」

オ「あ、オスマンだよぉ〜。」

すると抱き着いてたオスマンは、ばってんマスク男子に首根っこを捕まれ「離れなさい。」と言われた。

ひ「あ、オレ林道心(リンドウ ジン)ね。で、こっちではひとらんらんね。長いから短くしてもらってもいいから。」

サラリとされた自己紹介に何だか今までの自己紹介が凄かったため、少し安心してしまった。

「あ、はい。私は海堂Aです。まだ名前は決めてないです。」

ひ「あ、タメでいいよ。学年同じだし。」

「おっけー。」

あ、この人いいわぁ。
なんか、トントン以外の常識人をやっと見つけたかも。

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D(プロフ) - ルキさん» はい!実は個人的にどっちにしようか悩んでなんか他の方々と同じ書き方するのつまらんと思ったしだいです!ご質問ありがとうございます!よりよい話になるよう精進致します! (2019年6月20日 16時) (レス) id: 5255f6ffa2 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ - めちゃおもろいです!欝じゃなくて鬱ですよ…!わざとそうしてるのならすいません…! (2019年6月16日 2時) (レス) id: f38841be90 (このIDを非表示/違反報告)
晃夜(プロフ) - ハルさん» 読んでくれてありがとうございます。更新遅くてすいません。早めに投稿できるよう善処します。好きです。笑 (2018年3月6日 14時) (レス) id: 153c465e30 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 好きです 頑張ってください! (2018年3月6日 6時) (レス) id: 9915f5d63f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ねこ x他2人 | 作成日時:2017年4月15日 16時

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