許可された。 ページ44
「あ、神崎さんおはよう。そうそう、あたしもそれについてお話がありまして、実は彼に渡したんだけど取り合ってもらえなくてさぁ。」
わたしは通常と同様に少し困ったような顔をして頭をかく。そして、なぜ受け取らないのか昨日トントンから聞いたことを言おうとした時だ。
机の椅子に座っていた私の足に衝撃が走った。
「っっ!?」
驚きはあるがそれ以上に痛くて声を抑えるのが大変である。誰がやったのかなんて疑いようがない。なんせ、今は周りにクラスメイトが一人しかいない。
「えっと、痛いんだけど、神崎さん？」
わたしは苦笑いで言うと彼女は私の机に手をついた。
神崎「ねぇ、Aちゃん。あたしはアナタのことすっごい優しいなぁって思ってはいるのね。でもね、あたしの邪魔しかできないなら消えてもらいたい。この意味わかる？」
うっわ。きも。
私は顔を苦笑いから真顔に変えた。
なんだ？この女？よくまぁいけしゃあしゃあと私にそんなこと言えたもんだ。
今までの恩義はどうした？あ？
てめぇまだ私のために働いてねぇだろ？
何様だ。
私は彼女を見つめた。
そして、ただ一言こぼす。
「こっわいよ〜あは。」
私は笑う。
彼女は頭に血が上ってしまっているようだ。
もう一度私の足を蹴った。
今度は顔だって背けてやらない。
にっこり笑って私は言う。
「痛いって〜」
私が立とうとした時だ。
その場から離れようとした時だ。
私の頭が押さえつけられた。
パッとそちらを見れば彼がいる。
彼の低い声が脳に響く。
グ「なにしてる。早くしろ。」
私はキラキラした目をしてしまった。
いいの？
やっちゃっても？
彼は許してくれた。
いいんだ。
私は彼とアイコンタクトをとって｢了解です｣とだけ伝える。
神崎「あ！野浜君！おはよう！」
彼女がクルンと変身したところ誠に申し訳ないのですが。
私は彼女の足の脛を蹴った。
神崎「いった！！ちょ、何すんの!?」
驚きで声を上げている。
私は真顔でただ一言呟いた。
「謝れよ。」
この瞬間クラスメイトが口から出す音は何一つなくなった。
私の後ろに立っているグルさんは静かに事がどう進むのかまっている。
彼女は彼の前だからかまだ頑張っている。
神崎「え？なに？何のこと？Aちゃんこわい〜クスクス、った！！！」
私は真顔のままだ。
笑うとかムカつく。
私はもう一度彼女を蹴った。
クラスの視線から私への疑問で埋め尽くされそうだ。
追い討ちのようにいった。
「お前、何様だ。」
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D(プロフ) - ルキさん» はい！実は個人的にどっちにしようか悩んでなんか他の方々と同じ書き方するのつまらんと思ったしだいです！ご質問ありがとうございます！よりよい話になるよう精進致します！ (2019年6月20日 16時) (
レス) id: 5255f6ffa2 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ - めちゃおもろいです！欝じゃなくて鬱ですよ…！わざとそうしてるのならすいません…！ (2019年6月16日 2時) (レス) id: f38841be90 (このIDを非表示/違反報告)
晃夜(プロフ) - ハルさん» 読んでくれてありがとうございます。更新遅くてすいません。早めに投稿できるよう善処します。好きです。笑 (2018年3月6日 14時) (レス) id: 153c465e30 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 好きです 頑張ってください！ (2018年3月6日 6時) (レス) id: 9915f5d63f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこ x他2人 | 作成日時：2017年4月15日 16時
