メモリー2 ※ ページ31
佐原「海堂さんっていい子だね。」
放課後に呼ばれたのは総合学習の準備で、私が計画委員って言うのに入ってたからだった。
もう一人はお休みだったから、佐原と私だけだった。
そんな中、佐原はポロっとそう言った。
「どうしてです?」
いきなり言われたことで不思議に思った私はそう言った。
すると、いつの間にか佐原は私の両肩に手を置いた。
そして、私の耳元で最悪な言葉を置いていった。
佐原「大変なのに努力してて、そういう子俺好きだなぁ。」
「?先生?」
ふっと背後の佐原を見上げたその時、佐原の手は私の足へと移動した。
びっくりして、困惑した私は先生?先生?っていい続けた。
でも、とうとう服をめくられそうな時に、私は叫んだ。
「や、やめて!!」
すると、パンっと乾いた音がして、頬が熱くなった。
佐原「うるさい。」
そう言うと濁った瞳でこちらを見下ろす。
怖い、恐い。
でも、もう私は震えて声が出なくなった。
佐原はそれを嬉しそうに私の肌をゆっくり外気に触れさせていった。
佐原「海堂さん、髪の毛綺麗だね。肌も白いし、白雪姫みたいだね。」
そう言いながら私の体をはっている手を止めない。もう、何が起きてるか分からなかったし、これからどうなるかなんて分からないけど、1つ分かっていたことがあった。
これから最悪なことが起きる。
それだけが、明確になっていた。
心では早く助けて欲しい。
気持ち悪い気持ち悪い。
野郎は自らの欲望のまま私にやらせた。
汚い、吐きそう、息ができない。
喉から迫り上がるものを野郎は喉の奥に押しつけて、空気を阻んだ。
私はもう、涙と鼻水と涎でグチャグチャになっていた。
それを野郎は楽しそうに笑った。
笑って、言った。
佐原「今度はどんな顔にしてやろっかな〜」
もう、限界な私にとってはそれは諦め、消失となった。
私はスキを見てそこから上の服だけを着て、思いっきり走った。
走って、はしって、
家について、誰もいない家でガタガタ震えながら泣いた。
そして風呂場にそのまま行って口も体も全部洗って、そして、吐いた。
母さんは今日も遅い。
でも、母さんが帰ってくるまで私は眠れなかった。
母さんに言わずにすることなんて無理だった。
だから、私はその日ただ、ただ、母さんのことを待ちながら布団に潜りこんでいた。
____
やぁ。
なんとかR回避したぜ。
いえあ。
やばかったら言ってください!
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D(プロフ) - ルキさん» はい!実は個人的にどっちにしようか悩んでなんか他の方々と同じ書き方するのつまらんと思ったしだいです!ご質問ありがとうございます!よりよい話になるよう精進致します! (2019年6月20日 16時) (レス) id: 5255f6ffa2 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ - めちゃおもろいです!欝じゃなくて鬱ですよ…!わざとそうしてるのならすいません…! (2019年6月16日 2時) (レス) id: f38841be90 (このIDを非表示/違反報告)
晃夜(プロフ) - ハルさん» 読んでくれてありがとうございます。更新遅くてすいません。早めに投稿できるよう善処します。好きです。笑 (2018年3月6日 14時) (レス) id: 153c465e30 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 好きです 頑張ってください! (2018年3月6日 6時) (レス) id: 9915f5d63f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねこ x他2人 | 作成日時:2017年4月15日 16時